6/17〜6/25 回顧

6/17(土)
・東京1R
・東京6R

6/18(日)
・函館6R

6/24(土)
・東京11R

6/25(日)
・東京10R


6/17(土)

東京1R
⑤メダルラッシュ

12.4-11.4-12.6-12.7-12.3-11.8-12.3
ドスローからの高速上がり決着になった一戦。ラスト2Fの超速ラップ自体は4馬身千切ったオリビアジュテームのものではあるが、そうでなくても好位勢までしかチャンスがなかったのは明白。
このラップの不利をまともに受けたのがメダルラッシュ。出負け気味のスタートから外を回す形で前を猛追したものの、さすがに距離感と展開面から差し届かず6着に終わった。
そもそもこれまでのレースでもテンは遅い部類で、現状好走するには外枠の方がベター。
改めて枠並びに恵まれた際に狙いたい1頭。1400mという距離に関しては6/4の14通過タイムが同日未勝利の時計を1秒近く上回っているのを見ても特に問題はない、というより個人的には寧ろこの条件の続戦で見たいところ。



東京6R
⑮アマンテビアンコ

12.8-11.1-12.2-12.4-12.4-12.2-12.4
ダート馬の育成が早期化している影響なのか6月からとんでもないラップを記録。
以前にも別馬の回顧で触れたが、「良馬場」「東京ダ14」「新馬戦」で勝ち時計1:25.9以内かつレース上がり37.0以内は今回は除くと4例のみ。その勝ち馬がグレートサンドシー、ケイアイターコイズ、レッチェバロック、プロミストリープとそれぞれが重賞級ないしユニコーンSで人気を背負った面々。
このラップを6月に記録している点からも、アマンテビアンコのキャリアは前途洋々と言える。
内国産馬だけに新馬を最後に急降下という不安も少なそう。



6/18(日)

函館6R
⑩ガルヴァニック

12.7-10.8-11.9-12.5-13.0-12.5-12.1-12.3-11.7-11.6
テン負荷→中緩みのラップ構成でそもそも先行勢が苦しい展開だった上、直線追い風となれば外からスムーズに押し上げたエイシンジェンマの快勝も納得の結果。
対照的に最悪な競馬になったのが10着のガルヴァニック。前半から終始行きたがるのをなんと1000m近く無理やり抑え通し。百歩譲ってそれだけならまだしも、勝負所で外の馬に前を譲って馬群に収納した挙句、内で詰まって下がっていく踏んだり蹴ったりの競馬。
さすがに今回は完全に参考外。そもそも初戦もハイレベル戦でチグハグな競馬だっただけに、そろそろスムーズな形で見たいところ。
使い詰め○の吉岡厩舎だけに滞在で北海道シリーズ連戦ならより積極的に狙いたい。



6/24(土)

東京11R
⑬チャックネイト

12.8-11.9-12.3-13.0-12.4-12.0-11.8-11.2-11.2-11.5
前半スロー→L5からペースアップしてラストもほぼ減速しないハイレベルなラップ。
ドゥラドーレス、リフレーミングと3勝Cでも最上位級の2頭がインからほぼロス0(前者は若干詰まり気味ではあるが)の進路取りで抜けてきているのを物差しにすると、大外から道中もチグハグな形で強襲したチャックネイトは明らかに異質な強さだった印象。
去勢明け初戦で追い切りも従来の比ではないほど動いていていたのを見ても、今回のパフォーマンスが一貫性のものではなく今後も継続していく可能性は高い。
現級突破と言わずその先の重賞戦線まで追いかけたい1頭。



6/25(日)

東京10R
⑮ライラボンド

12.2-10.7-11.6-11.7-11.8-12.1-12.3-12.9
良馬場で1:35.3と相当な時計が記録された一戦。前週にペリエールが1:35.0で走破している点から地味に映るかもしれないが、良馬場で35秒以内勝利はペリエール、カフェファラオ、サンライズノヴァ、ワンダーリーデル、トランセンド、エスポワールシチー、カネヒキリ、クロフネの8頭のみとGI級の水準なのでここに迫っただけでも3勝Cとしては申し分のない内容。
この時計で4連勝のワールドタキオンは当然オープンでも注目株として、その他では4着のライラボンドを取り上げたい。
同レースは前述の通り優秀な時計が記録された一戦だが、その要因は中盤で11秒台のラップが連発する流れを作ったライラボンドの捲りであり、因果応報とはいえこれをまともに受けて4着に残した内容は当然高く評価できる。
特に同馬がほぼ先頭のまま迎えた1400mの通過が1:22.4となっているが、これは重・不良も含めた春開催東京ダ14で2番手に相当する時計。
この内容からも14への短縮、特に道中で負荷をかける競馬振りから阪神や中京の14で見たい1頭。テンは絶望的に遅いので外枠はマストとなる。

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