8/13 重賞回顧(次走注目馬)

・小倉記念
・関屋記念


【小倉記念】

次走注目馬
なし

12.5-10.7-11.3-12.1-12.1-11.9-11.9-11.9-11.6-11.8
小倉記念としては異例のイン前決着となった一戦。
ただ直線の短い小倉で向正面向かい風の一貫ラップではこの決着もごく自然。
2度の追い風を受ける風向きの割に時計は平凡だし、概ねイン前から順番に決着して行ったレースで傾向に反する強い競馬をした馬も特におらず。
次走に向けて期待値を上げた馬は0と言っても過言ではない。


【関屋記念】

次走注目馬
⑯ラインベック
⑰ビューティフルデイ

12.4-10.8-11.3-12.0-11.8-11.1-11.1-11.6
中盤(3〜5F目)の比率が38.1%、ラスト1Fが11.6と例年の同レースと比較して中緩みかつ減速幅の少なかった一戦。レース質としては結果が示す通り1,2着馬に向いており、その2頭がラチ沿いをロス0で抜けてきた事を考えれば他の馬にとってはほぼノーチャンスのレースであった。

それを踏まえれば3着ラインベックは相当に強い内容を消化した事になる。離れた馬群の外を回す形でこの馬の追走性能は大して活かせておらず、脚もイマイチ溜めきれない中でも上位2頭に迫る好走。
去勢明け以降完全に本格化しており、今の充実度で京成杯AH辺りに出走すれば勝ち負け必至の存在に映る。

その他では11着ビューティフルデイを取り上げておきたい。
出負け気味のスタートから道中内を通って押し上げようとするも詰まって後方に。ほぼノーチャンスの距離感で直線を迎え、そこでも再び詰まって後方に下がって外に切り替えるチグハグな競馬。
そもそもこの馬自身過去走から分かる通り使える脚が短く、新潟外回りという条件自体不向き。それでもラストはジリジリと脚を詰めており、今後重賞でも戦える下地は示した。
次走以降無難に持続質の14重賞、理想はスワンS等の内回りレースに使われれば巻き返しを期待できる。

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