4/30(土)中央競馬

【勝負レース】
・福島2R
・阪神9R

【重賞】
・東京11R(青葉賞)


自信度
S→大勝負したいレース
A→しっかりとした額で勝負したいレース
B→ある程度自信のあるレース
C→ここから普通に買いたいレース
D→余裕があれば買いたいレース



【勝負レース】

福島2R 自信度B

◎⑤ラールブル
○③サトミノマロン

ただでさえラップの傾向から14寄りの馬が走りやすい条件において雨が入ればより短距離志向の馬有利となるか。加えて明日の福島は4角で向かい風が入る予報。延長かつイン立ち回れる馬から狙いたい。
本命はラールブル。1400mに短縮したここ2走がともに優秀な同馬。
2走前はハイペースでシンプルに先行勢不利展開を前受けして1.3差7着。ここの前受け組は3,5着馬が勝ち上がり、2,13着馬が次走馬券内とその後しっかり存在感を示している。
前走は勝ち馬から1.2秒離されたものの同日の古馬1勝Cより早い勝ち時計が記録された1戦なのでパフォーマンスとしては上々。インチー馬場+コーナー区間が速いラップで外々回してこの走破時計なら今の未勝利レベルなら最上位レベルの内容と見て問題ない。
今回はそこから連闘で臨む一戦となるが、池上厩舎は連闘成績が(5.5.3.23)、単回値/複回値がそれぞれ(309%/108%)と好走率、回収率ともに優秀な水準の隠れ連闘巧者なのでこのローテに不安はない。
近走のテンスピードを見れば横の比較で楽にハナを奪えそうで、冒頭に述べた延長かつインベタ組に利がある今回の条件はドンピシャ。能力面と合わせてもオッズが割れるなら迷わず本命を打ちたい。
相手は消去法的にサトミノマロン。



阪神9R 自信度C

◎④ルミネイト

少頭数ながらオッズがバラけてどの馬の単勝もある程度妙味がありそうなメンバー。本命はルミネイトとした。
阪神は金曜夜時点で重のコンディション。さすがにこの時間帯までには稍重ないし良まで回復してると思うが、それにしても開幕最終週でタフ寄りの馬場であることはほぼ確定的(時計が出るとしても)。
ルミネイトは同じく開幕最終週で行われた2走前の内容が秀逸。
12.8-11.0-11.2-12.4-12.2-12.1-11.8-11.3-12.5
時計の掛かる当時の馬場状態でテン3Fの35.0は早く、そこから中緩み→再加速と典型的な差し馬有利ラップ。この流れを自ら作って逃げ切った同馬は一際強い内容であった。
これ以外にも過去にタフ馬場でサウンドビバーチェとタイム差なし2着があることからも今の馬場状態は歓迎の口。
前走は2ヶ月振りのレースながら中間がかなり時計の遅いCW2本+まともに時計出した坂路が2本のみという緩々仕上げ、それでいてレース当日は輸送ミスでマイナス12kgと全く走れる状況になかったので度外視可能。今回は中間CW3本で時計も大幅に良化している点から走れる状態にあるはずで、そうなれば2走前の打点から改めて期待できる1頭。レース振りから内回り替わりも延長も特に不安はない。



【重賞】

東京11R 自信度D

◎⑫エターナルビクトリ
○⑭グランシエロ

東京は金曜にまとまった雨が降ったものの、日が変わる前には止む予報。この競馬場は世界でもトップクラスの排水機能を有しており、前日に止んでしまえばメインの時間にはほぼ乾いていると見て問題ない。高速馬場とまでは行かないにしろ、良馬場想定で組み立てて問題無さそう。
本命はエターナルビクトリとした。血統的にも東京24替わりを待ってた馬なのだが、その前にまずはパフォーマンス的な話を。未勝利時代から強い競馬を見せてきたのだが、特に評価したいのはやはり前走。2:00.4は前週の弥生賞より早い勝ち時計。翌日の未勝利が2:00.5なのでそこまで評価されていないが、この未勝利戦も勝ち馬はなかなか強いと思っているだけにこの時計は素直に評価したい。エターナルビクトリはここで後方から差し切り勝ち。正直ラップ的に後方勢に利があったのは間違いないが、それでも大外ぶん回して2位に0.4差をつける上がり最速、ブラックボイス以下に0.3差は優秀なパフォーマンスと見て問題ない。
そこから東京24への条件替わりとなるのだが、冒頭に述べた通りこれが最大の買い要素。同馬の父ルーラーシップは内回り・小回りで好走率が(10.9%/17.3%/27.6%)、回収率が(76%/58%)なのに対し、外回りで(16.3%/30.6%/36.7%)、(123%/74%)と明確に大箱コースで成績を上げる傾向にある。加えて以前の記事でも触れたように2400mまでは距離が伸びるにつれて成績が上昇傾向にあり、今回の条件はまさにドンピシャと言える。実際青葉賞は既に同産駒が2勝している相性の良いレース。さらに言えばルラシ×ディープの配合はキセキ、アンティシペイト、ワンダフルタウンなど東京24に滅法強いニックスとしてもお馴染みで、血統面から言えば非の打ち所がない1頭。
前走中山の内回りでも秀逸なパフォーマンスを見せた同馬が外回り替わりの延長でさらに上昇するとなれば重賞でも優に通用の水準。ここは突き抜けてもらいたい。
相手にはグランシエロを。あらゆる予想家に擦られに擦られまくったアイビーSを筆頭にここ3戦東京でのパフォーマンスは優秀な同馬。前走は今回も出走するレヴァンジルに遅れを取っているが、これは展開を考えても届きようのない競馬だったので情状酌量の余地ありか。
正味東京24で大外ぶん回しの差し馬は買いたくないが、明日の東京は直線でしっかり追い風が入る予報なので末脚がしっかりしていれば間に合うと見て相手に据えた。
馬券的にはエターナルビクトリ単勝メインで狙いたい。

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