4/1〜4/2 回顧

4/1(土)
・中山9R

4/2(日)
・中山11R


4/1(土)

中山9R
⑥シンヨモギネス

12.8-11.7-13.1-13.2-12.1-12.2-12.1-12.8-13.4
ここ最近追走力本位の馬場が続いている中山ダートだが、その中でも特に前要素が強かったこの日の開催。
その上で上記のラップを踏まれては追走力に乏しい差し馬は勝負所で置かれて物理的に間に合わない競馬になりやすい。もちろん向正面向かい風で中盤負荷を受けているので先行勢も楽ではなく、実際にラストは大きく減速しているものの、馬場と照らし合わせればそれ以上に追走負けした差し馬こそが次走以降の巻き返しを期待しやすいか。
シンヨモギネスは映像を見た通りの追走負けでラスト脚を伸ばすも届かず。特に瞬間的なキレを出せるタイプではなく、タフな条件で相対的に長く脚を使える同馬にとっては上記のレース質は最も厳しい条件であった。
馬柱を見ても現級上位の存在なのは言うまでもなく、多少なりとも差し届く馬場・展開になれば巻き返す可能性は極めて高い1頭だろう。



4/2(日)

中山11R
⑫スパイラルノヴァ

前半60.8-後半58.9で勝ち馬の大逃げが決まってしまう関東競馬の象徴みたいな一戦だが、それは一旦置いといて後続の実質的なラップ面から次走への回顧を行いたい。
まず2番手以降の通過タイム、2着馬の走破時計を基にした概算の前後半ラップが62.0-58.6とかなりの後傾ラップに。またこれを前中後の3分割(中盤4F→3F換算に補正済み)に分けると37.3-36.4-34.8とかなり上がりに寄っている事が分かる。
このラップが合わなかったのが6着のスパイラルノヴァ。同馬は中山18や阪神22の好走歴からも分かる通り前中後と一貫した持続ラップを得意としており、対照的に今回のような瞬発力勝負では分が悪い。
実際映像を見ても(勝ち馬がいない前提で)早めに抜け出しかけるもラストでキレ負けしており、適性がモロに出た形の敗戦と言える。
持続戦想定の条件で改めて期待したいところ。



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