11/13〜11/14 次走注目馬

11/13(土)
・東京8R
・阪神11R

11/14(日)
・阪神8R


11/13(土)

東京8R
⑤ファジェス

前走時の回顧で昇級しても即通用と評価したファジェス。以下はその時の文。
“日曜の札幌は向正面で風速10mの向かい風。ここで動かした馬は相当の負荷が掛かる。
この風の中、向正面で最後方から先頭まで捲ってそのまま押し切ったファジェスは見た目以上に強い競馬。昇級しても楽しみな存在だろう。”
このように能力面なら現級でも通用の水準だが、ただこの馬の好走パターンは道中で捲る形。タイプとしては持続的に脚を使い続けることが得意な馬となる。それ故、3Fでのトップスピードの質が問われる東京替わり、おまけにマイルへの短縮ではこの馬の良さは全く出ず、今回の敗戦も致し方なし。それでも掲示板を確保しているように能力は高く、やはり現級でも通用の水準にあると思われる。持続的な脚を活かせる舞台替わりで見直したい1頭だろう。



阪神11R
⑥セリフォス

土日通じてラスト1Fの時計が掛かるコンディションだった阪神芝コース。もちろんラストは急坂なのでラップが落ちること自体は自然なのだが、それにしてもいつも以上に極端な推移を示していた印象。前半から流れたレースに限らず、ドスローで直線のみの競馬になったレースでもこの傾向が見られた辺り、見た目以上にタフな状態だったと推測できる。
セリフォスは新潟2歳Sの予想時に、母父であるフランスの名血Le Havre由来の良質な瞬発力は上がり勝負で生きると評し、実際に高速上がりで勝利。それ故、今回のような上がりが掛かるタフな馬場は本来適性とはズレるのだが、ここで無理矢理差し切っているように、やはり能力の高さは現2歳世代でも屈指のものがある。馬場次第ではあるが、朝日杯でも当然有力な1頭だろう。



11/14(日)

阪神8R
⑥オヌール

前述のように上がりの掛かるタフなコンディションであった阪神芝コース。
この馬場が合わなかったのがオヌール。デゼルの妹、そして母父がセリフォスと同じくフランスの名血Le Havreという配合から、溜めて弾ける典型のような馬。それは新馬戦やアルメリア賞の内容を見ても明らかだろう。それだけに今回のような上がりが掛かるタフな馬場は合わなかったと考えられる。そもそも前走好走してるとはいえ、上がりの掛かりやすい阪神22という舞台設定自体この馬には不向き。今回は諸々悪条件が重なっての敗戦であり、次走得意舞台に替わればきっちり巻き返してくる可能性が高い。
ただし、買えるオッズになるかは怪しい。

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