3/19〜3/21 次走注目馬

3/19(土)
・阪神9R

3/20(日)
・中山9R

3/21(月)
・中京9R


3/19(土)

阪神9R
④サトノシャローム

テン負荷(稍重で前半3F35.5)→中盤緩み→再加速でテン負荷受けた前4頭に厳しいレース。
サトノシャロームはこの負荷を受けて3着好走。まあ正直前2頭とはだいぶ離されているのだが、それでもハーツオブシャカやタガノカイ、ナオミラフィネ辺りを物差しにすれば前述の展開面と併せてもこのクラス突破の水準にはあるか。
そもそもこの馬の適性自体が前傾質の小回り戦ということで外回りの上がり勝負は苦手な条件。苦手かつ厳しい展開の中でこの走りならパフォーマンスとしては上々だろう。



3/20(日)

中山9R
⑪ククナ

自分のnoteで何度か言及しているが、クルミナル一族は瞬発戦>持続戦の特徴がある。またアルゼンチン牝系出身ということで高速馬場ベター。さらにこの馬自身の特徴から小回りコースも得意とは言えない。
今回は中山内回り+タフ馬場+持続戦と何もかもが合わない条件。レースとしてもインチー馬場の中を大外ぶん回しとバイアスに反する競馬をしていた。
これだけ厳しい要素が揃いながら濃いメンバー相手にタイム差無し3着なら十分過ぎる内容。同日のスプリングSと比較して勝ち時計、後半4F時計ともに早い点からレース自体のレベルも高かったと見て問題ない。次走以降適性舞台に替われば勝ち上がり濃厚だろう。
この組は次走以降注目して見ておきたい。



3/21(月)

中京9R
⑤カイハオン

スローで推移してラスト3Fは11.5-11.4-11.5と早い水準かつ急坂の中でほとんど止まらないラップが刻まれた一戦。極端に馬群が凝縮した訳でもない中で好位勢がこの上がりを使っては当然後方勢にはノーチャンスであった。
カイハオンは道中後方で手綱絞って抑える競馬。当然ラップを考えれば届くはずもなく、掲示板に入るのが精一杯。そもそもこの馬は持続戦でルピナスリードを完封した新馬戦の打点が高く、それを考えれば今回のような上がり勝負は本質的には向かない条件。次走以降得意のレース質に替わった時に狙い撃ちたい。

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