5/27〜5/28 回顧

5/27(土)
・京都2R

5/28(日)
・東京10R


5/27(土)

京都2R
①リーゼントミニー

今開催の他レースと比較しても未勝利としては優秀な時計感となった一戦。
ここから7着のリーゼントミニーを取り上げたい。
同レースは京都12らしくロスなく立ち回った好位勢が上位を独占。その中で同馬はインで砂被りを嫌がった上に完全にノーチャンスの距離感で終戦。とはいえラストの伸び脚はそれなりに目立っており脚力負けではないと見て問題ないだろう。
それ以前のレースを見てもテンが遅い上にスプリント戦を戦う馬としてはそれほど反応も良くないタイプで、現状の競馬振りからは外枠がベター。
純粋な脚力面は2走前福島戦の時計等を見てもこの時期の未勝利では上位の存在であり、自身の短所を補える条件に替われば巻き返しは必至だろう。
ベタではあるが阪神14外枠で見たい。



5/28(日)

東京10R
①デコラシオン

12.5-11.0-11.5-12.0-12.1-12.0-11.2-11.3-11.5
馬場の恩恵により決着時計こそ早くなったものの、ラップのバランス自体はスローの中緩みに。特に3,4角区間で強い追い風が吹いていた当時の風向きは踏まえれば、上記の数字以上に中盤の緩いレース質だったと考えられる。
5着デコラシオンは血統面からも当該展開、そして高速決着は適性とズレる1頭。同馬の兄弟は軒並みタフ馬場かつ上がりのかかる条件に良績が集中。この馬自身これまでは主に半洋芝かつ持続戦になりやすい冬の中山で結果を残しており、やはり高速東京の瞬発力勝負は本質的に向かない舞台であった可能性が高い。
レースでは内枠が災いして勝負所で動けずほぼ後方一気を強いられる形に。直線でもスムーズに進路を確保出来ず仕掛け遅れるという踏んだり蹴ったりの競馬になるも、進路が空いてからは前を猛追して掲示板を確保。内でじっとしていた為に脚が溜まっていたという見方も出来るが、そもそも瞬発力を活かせるキャラでない事を踏まえれば素直に負けて強しの競馬と評して問題ないだろう。
ベタではあるが低速馬場かつ持続戦という条件が揃えば巻き返しは必至だろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?