7/15〜7/23 回顧

7/15(土)
・中京12R

7/16(日)
・函館11R

7/22(土)
・中京12R

7/23(日)
・中京8R


7/15(土)

中京12R
②ストリンジェンド

12.5-10.9-11.9-12.2-11.9-12.3
スローの一貫ラップでラスト2Fは向かい風ながら24.2と高速上がりが記録された一戦。直線入口で4番手以内の3頭に上記の脚を使われては後続はどうしようもない。
その中で5着ストリンジェンドは序盤先行集団に取り付くスピードを見せるも雁行して結局一列下げる形に。その間に外からの押し上げを受けて直線で外に切り替えるロスがあり仕掛け遅れる競馬。
そこから約1.5Fで前を猛追した脚力は目を見張るものがあり、個人的にかなり高く評価しているエメラルドビーチを凌ぐ伸びを見せていた点からこのクラスの突破は秒読みの存在。
次走馬体減さえなければほぼほぼ勝ち負けになると覚えておいて欲しい。


7/16(日)

函館11R
⑮アルナシーム

12.2-11.2-12.0-12.2-12.4-12.5-12.3-12.0-12.2-12.4
重賞とはいえ当時の馬場状態を考えれば前半1000m60秒ジャストは比較的厳しい流れで、先行勢は相応の負荷を受けていた印象。
その中でアルナシームは枠なりに終始外を回す競馬。当時は外が伸びるバイアスだったとはいえ、1コーナーから外々を回す形では当然余力が残るはずもない。それを距離延長ローテで受けるなら尚更苦しい競馬なのは言わずもがな。
そもそも同馬の牝系は超高速馬場の巡行戦に滅法強く、今回の舞台は適性と相反する条件。
適性下では最強世代の朝日杯4着の実績等もあり、無論相手次第ではあるが重賞でも十分勝ち負けになる計算。
改めて能力を最大限発揮出来る条件で期待したい。


7/22(土)

中京12R
⑨トーホウレーゲン

12.8-10.8-13.4-13.0-12.7-12.7-12.7-12.4-12.5
ここ最近の傾向とは一転してイン前バイアスが強くなった中京ダート。その中で脚力上位の3歳馬3頭が前を固めてそのまま決着する形では後続勢ななす術なし。
その中で8着トーホウレーゲンはスタート直後に挟まれて大きく立ち遅れた上、型通りのぶん回しとバイアス逆行の形。その中で3着争いから0.6差まで詰めた脚力は評価すべきで、この路線なら現級でも通用する目処を立てた。
そもそも中間の追い切り本数・内容ともイマイチだったにも関わらず、大きく馬体を減らして発汗していた辺り夏バテで状態面も悪かった印象。
その中で上記内容を消化したとなれば、繰り返しになるが現級には目処を立てたと見て問題ないだろう。


7/23(日)

中京8R
⑫タガノミア

12.0-10.7-11.0-11.3-11.6-11.7-12.4
上記ラップの通り前半でかなり突っ込んだ上に、コーナー緩んでの差し決着。
日曜の予想記事では「物理的に上がりを使いにくい馬場状態故に相対的イン前有利」と述べたが、純粋な有利不利で言えば外が伸びるバイアス。その中でハイペ×コーナー緩いラップ構成となればスムーズにポジションを押し上げた差し勢が恵まれるのは当然の結果と言える。
その中で8着タガノミアはある程度先行馬群で先行負荷を受けた上、勝負所〜直線にかけて終始スムーズさを欠いてポジションを下げる厳しい競馬。
それでもラストは伸び返していた辺り能力的には現級でも勝ち負けは可能か。スプリント色の強いザファクター産駒だけに今回の敗戦でめげずに再度14、なんなら12を使って欲しいところ。

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