2/5〜2/6 次走注目馬

2/5(土)
・中京9R

2/6(日)
・小倉12R


2/5(土)

中京9R
④イリマ

13.3-12.0-13.5-13.2-13.3-12.7-12.4-12.0-10.4-11.4
新馬戦かと見間違えるレベルのドスローで推移し、ラスト2Fは10.4-11.4と極めて早い時計が刻まれた。馬群が凝縮していたこともあり純粋な瞬発力性能の高さが求められた訳だが、この展開に泣いたのが4着のイリマ。同馬は連勝の内容を見てもワンペースの持続戦を得意とするタイプで、今回のような上がり勝負では分が悪い。キズナ産駒はごく一部の例外を除いて基本的に高速上がり求められる条件を苦手としており、この馬もその傾向をしっかり受け継いでいる。加えて今の中京はインが悪い馬場であり、ラスト2Fでこれだけ早いラップが踏まれたとなれば当然そこを通った馬は不利となる。同馬は直線でラチ沿いを選択している点からも、極めて不利な競馬であったことが分かる。
今回は展開的にも進路取り的にも厳しいレースだったが、その中でもある程度面目を保つ走りが出来ており、次走以降適性条件なら十分勝ち上がれる存在と見て問題ないだろう。



2/6(日)

小倉12R
⑧テンジュイン
⑱アーモロート

強風が吹いていた日曜小倉。方角的には向正面追い風、直線向かい風となっていた。
その中で個人的に問題作だと思っているのが最終レース。まずは同レースのラップを以下に示す。
12.1-11.0-11.1-11.4-11.5-11.5
馬場が荒れて時計の掛かるコンディションとはいえ小倉12かつ向正面追い風で前半3F34.2は文句なしのドスロー。そしてラスト2Fは11.5-11.5と向かい風+馬場考えると極めて早い水準。加えてコーナー区間で11.4が記録されており、展開としては当然コーナーをロスなく回った先行勢に断然有利なレースとなっている。
ここで後方から外回して前を猛追したのが4着アーモロートと6着テンジュイン。今回はシンプルに展開が向かず敗れたがともに能力は示した。次走以降同条件なら再び狙いたい。

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