11/26〜11/27 回顧

11/26(土)
・東京7R
・東京8R

11/27(日)
・東京5R
・阪神9R


11/26(土)

東京7R
⑦ゴーシェナイト

前半〜中盤スローで推移しての後半5F勝負。このレースの57.9という数字は、様々な複合要素が存在するのを承知の上で、あくまで後半の質としては重賞級の水準といって間違いない。
ゴーシェナイトはダンビュライトやクリソプレーズ一族といったダートやタフ条件で活躍する馬を多数輩出の鈍足牝系だけに、高速東京24での後半力勝負は明らかに適性とズレる舞台。
その中でも上記のハイレベル戦でそれなりの着差にまとめたのは上々の内容。適性条件に戻れば現級は勝ち上がれる存在だろう。



東京8R
⑫バルミュゼット

12.5-11.2-11.9-11.9-11.8-12.0-12.4
勝ち時計の1:23.7は同日3勝Cを物差しにしても優秀で、後続を3馬身離した前3頭は高く評価出来る。
中でも2着のバルミュゼットは特に秀逸な内容。上記のラップを見てもイン前有利は明白で、当時のインチー馬場と合わせても外差し組はほぼノーチャンスの一戦に。にも関わらず同馬は後方かつ外負荷受けながら差し込む強烈なパフォーマンスで能力の高さを証明。
次走は1番人気必至だろうが、それでも勝ち上がりは濃厚と見て回顧を載せておく。



11/27(日)

東京5R
⑧ミヤビクライ

12.2-10.9-11.4-12.0-12.5-12.7-12.5-12.4
同日2勝C比較でも優秀な時計が記録された1戦。
テンがかなり速くなった後に中盤〜コーナー区間が大きく緩む構成で、隊列も緩んだ区間で一気に凝縮する形に。テンで飛ばした前2頭にとっては何一つ利のない展開であった。
ミヤビクライはその中で4着にまとめる好内容。初ブリンカーでパフォーマンスを大きく向上させてきた。
馬具の変更で前進気勢が強くなったのに加え、ザファクター産駒という血統背景を考えれば是非短縮で見たいところ。



阪神9R
⑨エイムインライフ

12.7-11.5-12.0-12.1-11.4-11.0-11.2-12.3
3,4コーナーにかけて高速ラップが踏まれた一戦。Bコース初週でインチー気味になっていた事を踏まえても外回し組には厳しく、外2→イン3→逃げの決着となった。
エイムインライフはレース中盤から手応えが悪く、前述の区間でも追い通しで外々を回る形。字面だけ見ると大敗していてもおかしくない中で、0.6差ならばよく踏ん張った印象。
ビリーヴの牝系である事を踏まえればそもそも阪神マイルの上がり勝負自体敵性外といった印象で、前述のバテずキレずのレース振りから持続力が活かせる舞台替わりなら巻き返しは必至だろう。

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