5/7(土)中央競馬

【勝負レース】
・東京6R
・東京8R

【重賞】
・中京11R(京都新聞杯)


自信度
S→大勝負したいレース
A→しっかりとした額で勝負したいレース
B→ある程度自信のあるレース
C→ここから普通に買いたいレース
D→余裕があれば買いたいレース



【勝負レース】

東京6R 自信度D

◎⑬フォトスフィア
○⑫アポロリヤム

ここは前走も本命に推したフォトスフィアを再び狙う。まずは別プラットフォームに載せた前走時の見解を引用する。
“前走の内容が優秀。この日の東京はとにかくイン有利で外回し組ノーチャンスの開催。その中で同レースはドスローかつコーナー速いラップで、加えて前3頭が後続離す形。3頭からすればしてやったりの形を先行とはいえ離れた位置から外回して差し切る好内容。時計に関しては当時の馬場的にどこまで評価するかという話になるが、内容的にはまだまだ奥がありそう。
外回して勝利したヘニヒの内枠替わりなので積極的には推しづらいが、このオッズなら狙う価値はあるだろう。”
結果としては上記見解の最後に示した内枠ヘニヒ(同産駒は全体的に砂被りを苦手とする傾向)の弱点がモロに出た形で全くレースにならず11着大敗。
それだけに今回の大外というのはこれ以上ない絶好枠。上記見解の通り新馬戦のパフォーマンスは優秀で、大きく条件好転するここは再び狙いたい。
対抗には無難にアポロリヤムを。やはり2走前同条件でのパフォーマンスは優秀。この日の東京は顕著な先行有利バイアスで、ここで後方2番手から2着まで差し込んできた内容は秀逸。追走を放棄していたとはいえ時計が掛かる当時の馬場で上がり35.9というのも評価できる。明日の東京は久々の良馬場開催ということで極端なイン前有利になる可能性は低く、順当に能力上位の同馬は差し込んで来れると見て対抗の印を打つ。



東京8R 自信度C

◎⑨リズムオブザナイト

人気サイドではあるが、能力抜けておりそれでいて1番人気にはならなそうなので単勝で打ち抜きたいところ。
古くから自分のnoteを見て下さっている方なら聞き飽きたと思うが、ストロングリターン産駒は前走からの短縮ローテに滅法強いという特徴がある。本質的に噛み砕くならペースアップの臨戦に強いということか。
それを踏まえた上で評価したいのが大幅短縮ローテで臨んだ3走前の内容。当時の東京は顕著な前残り馬場で、その中で先行勢がラスト12.4-12.2-12.6で上がっては後方勢ほぼほぼノーチャンス。このレースで出遅れから前猛追して0.1差の内容は見た目以上に優秀であった。相手関係的にも勝ち馬は2勝Cで3着、2,11着馬は1勝C勝ち上がりということで決して弱くはなく、そこ相手に抜けたパフォーマンスを見せた点から現級は突破できる水準にある。
そこから2戦は足踏みしているが、2走前は3走前比で馬場が速いにも関わらずペース落ち、前走は延長とともにリターン産駒の苦手臨戦なので言い訳可能。今回は対照的に得意の短縮ローテということで3走前時のパフォーマンスを再現できる臨戦。
今回の手薄なメンバーで5倍前後付くなら迷わず単勝を買いたいところ。



【重賞】

中京11R 自信度C

◎③アスクワイルドモア
○⑩ブラックブロッサム

中京22は下りスタートかつ初角までの距離が長い故前半が速くなりやすいコース。その中で注目すべきはポットボレットが大外に入った事実だろう。
中京は開幕週かつ週中も全く雨が降らなかったということで高速馬場かつイン有利はほぼほぼ確定的。そのようなコンディションになった際に馬場読みのプロである福永Jが枠なりに外々回す競馬をするとは考えにくい。初角までの距離が長い同コースとなれば尚更である。その為ある程度主張してくる可能性が高く、そうなれば前述のコース形態と合わせてもペースが流れる可能性が高い。持続寄りの適性を重視したい。
高速馬場、持続戦、さらに開幕週なので内を立ち回れるのが理想的。そうなればアスクワイルドモアに食指が動く。
デビューから地味ながらも高いパフォーマンスを続けてきた同馬。その全てを話すと余りに長文になるのでここでは特に評価している3走前及び前走について。まず3走前札幌2歳Sだが、これは皐月賞の記事でも触れた通り美しい持続ラップが刻まれた一戦。このラップをL4〜L2の間で先頭と10馬身近く距離詰めた勝ち馬は別格として、同じく後方からのスパートで3着以下を完封したアスクワイルドモアのパフォーマンスも十分評価に値するものであった。
続いて前走だが、このレースもほぼほぼラップの上下がない美しい持続戦で0.2差4着。同レースは当時の馬場状態を考えても優秀な時計及びラップ推移で、ここで後続を離した上位4頭は高く評価できる。
上記2戦の内容から持続戦なら重賞でも好勝負を演じている同馬だが、ホープフルSの負け方を見ても追走力に課題のあるタイプ。それだけに前傾質から前崩れになりやすい中京22という舞台は歓迎の口。また内を立ち回れる馬なので内枠ゲットに岩田Jr.騎乗というのも楽しみ。
ちなみにこれまで洋芝やタフ馬場で結果を残しているだけに開幕週の高速馬場が不安という声もあるが、近親にアルゼンチンの牝馬チャンピオンがいる血統からはむしろ時計勝負でパフォーマンスを上げるタイプに映る。
総合的に見ても今回のメンバーで黒オッズというのは舐められ過ぎで、ここは突き抜けるシーンを期待したい。
対抗には斎藤崇史厩舎の秘密兵器ブラックブロッサムを。前走は同条件で8馬身差の圧勝。内容としても重馬場で1000m通過60.7のハイペースをそれなりに追いかける形なので文句なしで強い競馬であった。今回は同条件でも高速馬場に替わるので前走とはだいぶ状況が異なるが、配合面からはむしろ速い馬場でこそのタイプ。前傾質を同条件でクリアしている点からも素直に信頼したい。

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