5/14〜5/15 次走注目馬

5/14(土)
・東京11R

5/15(日)
・東京10R


5/14(土)

東京11R
⑩ラウダシオン

レース前にも述べた通り東京14ないし京王杯は時計が掛かればそれだけ短縮ローテが圧倒的有利。そのエビデンスとして過去に同レースで1:20.0以上掛かった年の前走距離別成績を示した。今年は前日〜当日に降り続いた雨の影響で馬場はそこまで速くならず、勝ち時計は前半から流れたにも関わらず1:20.2に留まった。
その中で延長ローテから勝ち切ったメイケイエールが強いのは間違いないのだが、それ以上に評価したいのは5着のラウダシオン。同馬は延長に加えてサウジ→ドバイの連戦から僅か1ヶ月半での帰国初戦で追い切りも明らかに軽めの仕上げと臨戦的には最悪。さらに超高速馬場を得意とする戦績と血統から馬場も合ってなかったし、展開的にも当時の馬場で34.4を2番手でまともに追いかける競馬と何から何まで厳しい条件が揃っていた。その中でトップハンデを背負って0.3差ならパフォーマンスとしては文句なしで優秀。改めてG I馬の能力を示した。安田記念の惑星として期待したい。



5/15(日)

東京10R
③ハセドン

正直今さら取り上げても後追い感はあるが、それでも載せたいぐらいここのパフォーマンスは秀逸。
12.1-11.0-11.9-12.0-12.1-11.9-12.1-12.4
中々お目にかかれないレベルの美しい持続ラップが刻まれた一戦。全体的な時計感も優秀なレース。
ここで2着のホウオウルーレットは中団前目から抜け出してこのラップを刻んでいることを踏まえれば、離れた最後方にいたハセドンは普通に考えれば届きようのない距離感。これをまとめて差し切ったのだから強いの一言だろう。
過去に東京マイルで上がり34.5以内を記録したのは僅か10頭。その中でも走破タイム1:35.5以内で記録したのはカフェファラオ、サンライズノヴァ、カフジテイクと同馬の4頭のみ。馬場が速かったとはいえ3歳5月でこの水準を記録しているのだから末恐ろしい。馬券を抜きにして今後の活躍が楽しみな1頭だろう。

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