5/8〜5/9 次走注目馬

5/8(土)

中京11R
⑩レッドジェネシス

戦前のnoteで「ここを勝つようならダービーは楽しみになる」と述べたレッドジェネシス。この快勝は本番に向けても期待が膨らむ結果だろう。
ディープ×storm catという日本で一番有名なニックス。キズナを筆頭に3歳クラシックでの活躍馬も多く輩出した配合で、東京マイルや2400mなどの主流条件には滅法強い。ただその特性上、相反する反主流条件を苦手にする馬が多い。この馬自身も、ダービー血統が走りやすい阪神24での圧勝を見る限り、例外なくこのパターン。それだけに中京の非根幹という条件は合わないはずだが、蓋を開けてみれば危なげない勝利。もちろんコーナーの運び方など、川田の上手さが光ったレースなのは間違いないのだが、それを差し引いても強い競馬だった。ダービーでパフォーマンスを跳ね上げる血統だけに本番も期待したい。


新潟12R
①ジーマックス
③キンノマサカリ

まずはレースラップを見ていただきたい。
12.6-11.2-12.4-13.2-12.5-11.9-12.7-12.6-13.1
全体を見た時に前半の方が早いラップ。その中でも特に2F目が11.2とかなり早く、先行争いが激化したことを物語っている。まずここでハナ争いしたジーマックスとキンノマサカリはその時点でそれなりの負荷が掛かる展開。さらに注目したいのが4F目13.2の部分。前2頭としては前半飛ばした分、当然中盤で緩めたいので、まとまな騎手ならばこの辺りでラップが落ちるのは必然。ただ不運なことにこのタイミングでグラスディスティーノの捲りが入ってしまう。鞍上が鞍上なので緩んだのを感じ取って意図的に動いたのか否かは不明だが、結果的に次の区間から12.5→11.9とペースを上げざるを得なくなっており、2頭には一際厳しい展開であったのが分かる。
その中でキンノマサカリは勝ち馬と0.1差で現級に完全に目処を立て、ジーマックスも1秒差と展開考えれば十分過ぎる内容。ともに勝ち上がりは近い。


5/9(日)

新潟6R
⑮デルマラピスラズリ

この日の新潟は直線で強烈な向かい風。そうなると当然先行馬が有利になる。加えてこのレースは前半1000m63.4のドスロー。必然的に後方待機の差し馬は不利に競馬を強いられた。実際に上位に来た馬を見ても2,3着は先行馬、1,4,6着は3,4コーナーで追い風を利用して位置を押し上げた馬。ここでシンプルに差しに回ったデルマラピスラズリは展開的にノーチャンス。本来は先行寄りの脚質にも関わらず上がり最速で追い込んで来ているように、能力は高いので展開さえ向けば勝ち上がりも近いだろう。





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