2/26〜2/27 次走注目馬

2/26(土)
・阪神8R

2/27(日)
・中山10R
・小倉12R


2/26(土)

阪神8R
②ナムラカミカゼ

前半〜中盤まで超が付くドスローで推移し、ラスト3Fでは11.0-11.3-11.7と早い上がりが踏まれた一戦。逃げたサトノシャローム、イン3のタガノカイが2,3着に入った中で1頭異質なパフォーマンスを見せたのが勝ったナムラカミカゼ。逃げ馬が34.3の上がりを使った中で4角ブービーからまとめて差し切る破格の内容。これまで前傾寄りのレースに良績が目立っていた同馬だが、ここに来て主流条件かつ高速上がりを求められた中でこれだけ強い競馬をした辺り本格化した印象で、この内容なら昇級初戦から楽しみな存在だろう。



2/27(日)

中山10R
⑮ラホーヤノキセキ

11.5-10.2-11.3-11.8-12.4-13.9
ハコダテブショウが超ハイペースを刻んで逃げ切った一戦。同レースで最も強い競馬をしていたのは間違いなく4着ラホーヤノキセキだろう。前半3Fは33.0と驚異的なペースが刻まれているが、その中でも特筆すべきは2F目の10.2という数字。これは過去5年のカペラSでこの区間が最速となった18年のコパノキッキング戦と同じ記録で、3勝クラスとしては破格の水準であることが分かる。ラホーヤノキセキはこの区間で先頭集団に取り付いており、個別ラップでは9.6〜9.7の脚を使っていることになる。加えて同レースはコーナー区間も11.8と早いラップが踏まれており、当時のインチー馬場と併せれば当然ここで外を回した馬は苦しくなる。同馬は前半でかなり消耗した状態で外3を回す厳しい競馬。
普通なら大敗濃厚の形なのだが、ここで0.3差4着にまとめている辺り能力的には現級突破の水準だろう。



小倉12R
⑥レットミーアウト

12.6-10.7-11.8-12.5-12.2-11.9-11.8-11.8-12.0-12.2
中盤もほとんど緩まずワンペースで推移した一戦。馬場が回復して顕著なインチー馬場だったことと併せても外回し組はノーチャンス。ただ向正面が強烈な向かい風だったということで逃げの形も望ましくない。最も恵まれたのはイン好位で壁を作って運んだ組で、実際に勝ったウインミニヨンはそのような競馬をしていた。
ここで最も強い競馬だったのが3着のレッドミーアウト。後方追走から向かい風かつラップ緩んでいない向正面で大捲りし、外負荷の高い馬場をしっかり外回す競馬。これだけ厳しい形ながらタイム差なしの3着は破格の内容で、この走りからも相手関係次第ではあるが現級は優に突破できる存在と見て問題ないだろう。

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