1/29〜1/30 次走注目馬

1/29(土)
・東京4R
・東京8R
・東京10R

1/30(日)
・中京5R


1/29(土)

東京4R
①ワールドコネクター

12.0-11.1-11.6-12.3-12.5-12.5-12.9
含水率が低く時計が掛かっていたことを考えればかなりのハイペース。ここで先行した馬は単純に展開面で厳しく、実際に上位は差し勢が台頭した。
ワールドコネクターは展開不利の先行組ということに加え、父も母も米国色の強い血統ということで馬場自体も合わず。カトレアSや寒椿賞のハイパフォーマンスを見ても能力的には世代屈指の存在であり、脚抜きの良い馬場なら巻き返す可能性は高いだろう。



東京8R
⑯ダルムシュタット

7.1-11.7-13.4-13.3-12.7-12.3-12.3-12.3-11.9-12.2-12.6
時計の掛かる馬場であったことを加味しても超が付くドスローだが、それにも関わらず隊列は縦長に。このような展開では後方勢ノーチャンスで、実際に先行馬群にいた馬が上位を独占した。さらにこのレースは4角区間のL3で11.9とかなり速いラップが踏まれており、コーナーで外を回した馬には見た目以上の負荷が掛かっていた。
このレースで後方から4角で6〜7頭分外を回したのがダルムシュタット。展開としては最悪の部類に入るが、その中でもラストまでジリ脚ではあるが伸びていた点は好感。この条件は本来前半が流れて差し有利になりやすいだけに、次走以降も同条件なら是非狙いたい1頭だ。



東京10R
⑦プルパレイ

おそらくバレバレだし取り上げるか迷ったのだが、先々までの楽しみとして回顧を載せておく。
12.6-11.5-12.1-12.3-11.0-11.0-11.3
超が付くドスローで推移し、ラスト3F33.3が出る流れでは当然先行勢有利。ここで出遅れて直線入口で物理的に間に合わない位置から前を猛追したのが2着のプルパレイ。上がり32.5はほぼほぼ限界値であり、今回はまさに負けて強しの競馬内容であった。
父イスラボニータはcaroやIn Realityが入る血統。母も米国のスピード型でこちらの牝系にもIn Realityが入る。ここ2戦悪くないながらもイマイチ煮え切らない内容が続いていたが、配合的にドンピシャの高速馬場替わりで再びパフォーマンスを跳ね上げてきた。時計の出る条件であれば瞬発力戦(クロッカスS/アスター賞)、持続戦(未勝利)ともに強い競馬をしている本馬。先々のG I戦線でも楽しみな1頭だろう。



1/30(日)

中京5R
⑥コスモボニータ

12.6-11.4-11.7-11.8-12.0-11.9-11.5-11.8
この時期の3歳戦かつ時計の掛かる今の中京としては淀みないペースで流れた一戦。
ここで良い意味で期待を裏切られたのが2着のコスモボニータ。同馬は母がフランスの主流血統という配合から基本的に適性としては瞬発力勝負に出ると考えられる。実際に新馬戦はドスローの上がり勝負で好走しており、今回のペースは本質的には向かない可能性が高い。また馬場の面でも、父がプルパレイのところでも説明したイスラボニータなので時計の掛かる今回の馬場は向かなかったと考えられる。その中でも2着に格好付けたのは能力の証明で、次走以降適性条件に戻れば未勝利突破は濃厚だろう。






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