7/16〜7/17 次走注目馬

7/16(土)
・函館10R

7/17(日)
・小倉10R
・函館11R


7/16(土)

函館10R
⑫ファジェス

13.0-12.2-12.6-12.7-12.3-12.2-12.0-12.0-12.4
前半ドスローからL4でラップが上がる函館18らしいラップ。この展開、そして後述のバイアスに泣いたのが7着のファジェス。
もはやお馴染みとなった同馬の捲り戦法だが、このレースでは丁度ラップが上がった残り800m地点からスパートを開始しており、見た目以上に負荷の大きい競馬に。さらにこの日は4角で猛烈な向かい風でインが圧倒的に有利なバイアスが発生しており、そこで4頭分外を回した同馬は前述のラップ面と合わせても相当厳しい競馬であった。
そもそもこの馬のキャラ的にコーナーのキツい函館は向いておらず、同じ洋芝でも狙うなら札幌開催。昨年1勝C勝ち上がり時のパフォーマンスを考えれば現級でも通用する水準にあり、近走の敗戦で人気失墜して札幌替わりとなれば非常に面白い存在になるだろう。



7/17(日)

小倉10R
⑧カシノフォワード

週中の雨も何のその、かなりの高速馬場に戻っていた日曜の小倉。10Rも1:07.1と早い決着時計となった。
この中で次走以降に向けて取り上げたいのがカシノフォワード。同馬は未勝利、1勝Cともに洋芝の開幕最終週で勝ち上がっているタフ馬場巧者。対照的に高速馬場では今まで全く良いところなく敗れるケースが目立っていた。
それが今回は32.8で逃げて勝ち馬から0.2差に残す好内容。現在の小倉において2勝Cで32.8というのが早いのかどうかは置いといて、この馬自身の適性からすれば間違いなくズレる条件であり、それを踏まえればこれまでの走りから一皮剥けた印象。
次走以降得意馬場に戻った時が非常に楽しみになる内容であった。



函館10R
①コパノニコルソン

函館17で1:42.8はいくら時計の出やすい馬場だったとはいえ2勝Cのレベルを遥かに超越している印象。
勝ったコパノニコルソンは展開が完璧にハマったとはいえ後続に4馬身付けてこの時計を記録している辺り昇級即通用のレベルと考えていいだろう。
そもそも最大に評価すべきポイントは良馬場新潟18で高いパフォーマンスをしていながら道悪17シリーズでも同様に強い競馬を見せている点。本来この2つは適性的に真逆に位置しており、ここを高いレベルで両立させているのは総合力の高さ故。3勝Cと言わずその先まで追いかけたい1頭だ。

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