12/10〜12/11 回顧

12/10(土)
・阪神11R
・中京12R

12/11(日)
・中山9R


12/10(土)

阪神11R
⑨グランデマーレ

12.7-11.7-11.7-11.9-11.7-10.6-11.4-11.9
馬場を考えても緩い流れで推移しての上がり勝負。正確には向かい風で10.6が記録されたL3でマージンを取った馬、もしくはこの区間をインから相対的に楽をした馬が恵まれた一戦に。
グランデマーレは当該区間で外3を回しており当然負荷は大きい。そもそも論、この馬自体高いパフォーマンスを見せたレースはいずれも前傾寄りの持続戦であり、緩い流れを中途半端に構える競馬振りも悪い方向に出てしまった印象。
これに関しては騎手云々ではなく、休み明けかつ従来より軽い追い切り時計から推察される状態面の悪さによってスタートが悪かった影響が大きい。
一度叩いて持続戦が想定される舞台(中山16など)に替われば巻き返し必至だろう。



中京12R
⑬ディオステリア

12.3-11.0-11.1-10.7-11.3-11.9
外枠殺しで有名な中京12においてコーナー区間で11.1-10.7が刻まれては外回し組ノーチャンス。
ディオステリアは当該区間でガッツ外負荷を受ける形。進路取りを考えれば0.7差にまとめた内容は見た目以上に強い。
それ以前のレース、特にグラスミヤラビ戦の打点を考えても現級は優に突破出来る水準だけに、この敗戦で少しでも人気が落ちるなら次走以降は積極的に狙いたい。



12/11(日)

中山9R
③カンピオーネ
⑪ベストリーガード
⑫ピオノノ

13.0-12.4-13.0-12.9-12.2-12.1-12.3-12.4-12.9
ドスローとはいえ他のレースなどと合わせて算出される馬場感を考えれば後半4F49.7は相当優秀な数値。
ベストリーガードは「展開的に恵まれた」だけでは片付けられないパフォーマンス。馬場がタフな影響で土日ともよく差しが決まっていたことを考えれば、延長逃げでこれだけの内容を消化した点は素直に評価できる。昇級後も中距離路線で楽しみな1頭。
カンピオーネは勝負所で詰まって(もしくは意図的に溜めてた?)散々追い出し遅れた挙句、ノーチャンスの距離感で直線を迎える競馬。直線向かい風の中で猛烈な差し脚を見せた辺り次走の巻き返しは必至か。
ピオノノは上記の後半ラップを外4回し続ける競馬。進路取りを考えればラストまで垂れずにジワジワ伸びていた点は非常に高く評価出来る。血統、馬格、レース振りからも冬のタフ馬場のうちにお金にしたいところ。

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