5/22〜5/23 次走注目馬

5/22(土)

新潟5R
⑤ペガサスウィング

度重なる雨の影響で内が壊滅状態の新潟芝コース。このレースでもほとんどの馬が内を空けて走っている中、伸びないコースに突っ込んでしまったのがペガサスウィング。4角の距離ロスと馬場を天秤に掛けて内を狙った結果なので鞍上の意図は見える。騎乗自体は面白かったが、結果的には通ったコース分での敗戦なので、そこは次週以降に活かして欲しいところ。前走のフミロア組は次走以降で多くの馬が勝ち上がっており、そこで2着だったこの馬も未勝利は突破できる素材。今回はツキがなかったが、次も狙って行ける馬だろう。
それしても森騎手は良いですね。例えそのレースで結果が伴わなかったとしても、意図を持って乗ってるのは好感を持てます。


東京6R 
②ダノンブレット

稍重で2:11.3とこの時期の3歳馬としては破格の時計を出してきたダノンブレッド。翌日に行われた古馬2勝クラスより早いことを考えてもこの時計の価値が分かるだろう。そしてこのタイムの価値をより押し上げているのがラップ推移。大抵こういう場合は古馬のレースがドスローで流れた為に走破タイムが遅くなってるパターンなのだが、今回で言えば前後半でほとんど同じ通過タイム。ダノンブレッド戦が前半1100m67.8の後半1000m63.5、古馬2勝クラスが前半67.9-63.6なのでほとんど遜色ない。
この内容ならば当然上でも通用。若干適性とズレる感はあるが個人的にレパードSで見てみたい。


中京9R
⑤アルバーシャ

土曜noteで推奨したアルバーシャ。まずはそこの見解を引用。
”配合通り上がりに限界があるタイプで、アザレア賞、あずさ賞と瞬発力求められた2戦はキレ負け。対照的に稍重かつ締まった流れになった2走前は骨っぽいメンバーと遜色ない競馬。その為、今回想定される流れはプラスに働く可能性が極めて高い”
レースとしてはハナを切ると思われたタマモネックタイが控えた為にスローペースに。想定と違う展開になったが、そもそも中京22という極端に上がりが問われないコースというのが幸いして2着好走。改めて瞬発力勝負でなければ安定して走るところを見せた。引き続き上がりの掛かる条件では狙える一頭だろう。


5/23(日)

新潟6R
⑮リーゼントジャンボ

西南西からの強風の影響をモロに受けた日曜新潟。その中からコースを1周する2200mを取り上げる。コース形態と風向きを照らし合わせながら解説して行く。まずスタートから最初の1コーナーまでがおよそ300mで、向かい風を受ける形になる。コーナーまでの距離が長いこともありポジション争い自体はそこまで激化しないものの、今回は強烈な向かい風の中である程度脚を使うことになるのでラップ以上に負荷は大きい。3F通過のタイム自体が遅いのも風の影響。4F目、5F目はコーナー区間なので緩み、6F目、7F目と向正面を走る。この区間のラップが12.6-12.5と追い風であったことを考えるればペースは緩んでいる。この緩んだ区間で後方にいたマテンロウスタイル(3着)が先頭集団まで押し上げ。これによって前にいたリーゼントジャンボは早めに仕掛けざるを得なくなり、結果として残り4F地点から12.1-12.1のラップを踏まされる。おまけに外から被される形で直線に入った為、馬場の悪いインを通らされる厳しいレース。正直大敗してもおかしくないレースで3着と差のない5着なら十分過ぎる内容。この内容なら未勝利突破は時間の問題。適度に負けてくれたお陰で次走もそこまで人気にならなそうなので覚えておきたい。


中京12R
⑧シャドウハンター

前半33.8-後半37.3、前傾3.5秒のハイペース。この流れを前受け+外4の形になったシャドウハンターは相当厳しい展開。おまけに直線では内に刺さるシーンも見せており全体的にチグハグな競馬。それでもラストまでバテずに伸びており、スムーズな競馬が出来れば次走以降巻き返しは必至だろう。




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