9/18〜9/20 次走注目馬

9/18(土)
・中山10R

9/19(日)
・中京10R

9/20(月)
・中京2R


9/18(土)

中山10R
③サトノアイ

台風の影響で重馬場開催となった土曜中山。それに伴い芝のレースはやはりタフな血統の好走が目立った。それだけに驚かされたのは10Rで勝利したサトノアイ。この馬の母はアルゼンチンのG I馬キャッチザカクテル。自分のnoteでは再三説明しているが、南米競馬は日本に負けず劣らずの高速馬場で施行されており、そこの主流血統はやはり速い馬場に滅法強くなる。まあこの馬の場合は5代前まで遡ればサドラーが入っているので、その血の影響で道悪をこなしたのかもしれないが、基本的に高速馬場>道悪であると考えられる。それだけに今回のような馬場で勝利したことには大きな価値がある。これで1勝クラスからの連勝となる訳だが、前述の通り高速馬場血統である本馬が、洋芝→道悪で連勝したのは能力の高さに拠るところが大きい。休み明けから馬体が増えて適性外のレースで2連勝しており、秋になって本格化を迎えた印象。今の充実度で適性条件を使われれれば上のクラスでも即通用レベルだろう。



9/19(日)

中京10R
⑩タンタラス

この日、というかこの週の中京芝は雨の影響で内が伸びない馬場。コース形態上、コーナーで大外ぶん回しは望ましくないものの、直線では明らかに外の馬が優勢なバイアスであった。
このレースで注目したいのがタンタラス。道中〜4コーナーで最内を取ってもいないのに、直線では伸びないラチ沿いを選択。ドスローからのヨーイドンになった為、単騎逃げの形で優勢な距離感を保っていたフォルコメンを除けば、基本的に外を通った馬が馬場の利を得たレース。ここでラチ沿いを通りながら大きく伸び負けしなかったタンタラスは見た目以上に強い内容で、現級でも上位の能力を有していることが改めて証明された。勝ち上がりは時間の問題だろう。



9/20(月)

中京2R
⑨ロードジャスティス

先週の回顧記事でも触れたが中京ダートはコーナーで外を回すのがタブー。そんな競馬場で全てのコーナー外を回したのがロードジャスティス。
1コーナー外4→道中動いて先行集団に取り付くも、中途半端な捲りで4コーナーも外4とこのコースにおけるタブーというタブーを犯し尽くす競馬。これだけ酷いレース運びだと普通は直線で力尽きてしまうのだが、そこからさらに伸びて2着確保。勝ち馬には8馬身離されたが、この馬自身も好タイムで走破しており、ロスだらけの競馬だったことを考えれば高く評価できる内容。能力的には未勝利は楽に突破できる水準だろう。色々子供っぽいところがあるのでしっかりレースを覚えてくれれば。


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