2/18〜2/19 回顧

2/18(土)
・東京10R
・東京12R

2/19(日)
・阪神11R



2/18(土)


東京10R
⑫マイネルクロンヌ

馬場を考えても異常値と言えるハイレベル時計が記録された一戦。もちろん後続を7馬身千切った上2頭が強かったからというのが最たる理由だが、その他に向正面での中盤負荷も時計を引き上げた一つの要因だと考えられる。
マイネルクロンヌは初角を外5で入った上に当該区間での負荷も受ける競馬でさすがに大敗もやむなし。
打点的な担保はしっかりしている馬だけに、次走以降スムーズな競馬なら巻き返し可能だろう。気を衒わず中山18で狙いたい1頭。
ダイヤモンドSの騎乗を見ても分かる通りバシュロJは基本的に長距離戦は下手な印象。



東京12R
①トランキリテ

13.0-11.5-12.3-12.7-12.7-12.2-11.2-11.2-11.2
ドスローかつ中盤も緩んで究極の3F戦に。スムーズに運んだ好位勢がハイレベルな非減速ラップを踏む流れでは後続なす術なし。
トランキリテは前の先行馬が落ちてきた影響で直線までにポジションを落とした上、直線も終始進路を探すチグハグな競馬になっており、上記のラップと照らし合わせてもノーチャンスの一戦に。それでも進路が空いてからは確実に着差を詰めており、脚力の高さは証明したと見て問題ない。
デビューから一貫してダートを使われてきた同馬だが、芝の中距離重賞で活躍したシャルール×ルーラーシップという配合なら本質的には芝向きと考えるのが自然。これまでは坂路オンリーの調整過程が示すように脚元の弱さからダート戦に出走していたが、ここにきてCW追いに替えていきなり芝で能力を示したとなればフロックではなく次走以降のパフォーマンスにも再現性があるはず。
まだ馬柱的にはバレなそうなので次でしっかり馬券にしたい。



2/19(日)

阪神11R
⑬チェイスザドリーム

12.3-11.0-11.7-12.3-11.8-12.1
風向きが異なるとはいえ同日の古馬1勝Cより前半3Fは0.7秒も遅く、この路線の古馬OPとしては異例のスローペースとなった一戦。スプリント戦とはいえ追走力と同等以上に決め手が要求される事となった。
チェイスザドリームは1000mや中山12といった超前傾質の純正スプリント戦で結果を残してきた馬だけに、今回のようなラップ構成で直線ヨーイドンでは分が悪かった印象。そもそも論としてスプリントの中でも14よりの阪神12という条件自体が適性とズレるタイプだけに、今回のような切れ負けはある種当然の結果と言える。
得意の中山12戻りで改めて狙いたい1頭だろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?