8/28〜8/29 次走注目馬

8/28(土)
・小倉10R

8/29(日)
・新潟11R


8/28(土) 

小倉10R
⑨タニノヨセミテ
②ハギノカエラ

12.9-11.8-12.5-12.6-12.1-11.8-11.6-11.4-11.5-11.4
高速馬場の水準に戻った小倉の2勝クラスでは文句無しのドスロー。このレースは先行勢が馬場の悪い内を極度に嫌った為に、4角〜直線ではまだ使えるコース以上に外を回す競馬。結果として空いた内を突いた2頭のワンツーという結果に。
このような展開において外を回した集団の中でさらに一番外を回したタニノヨセミテのロスは当然致命的。後半のラップを見ても先行勢が全く止まっておらず、この展開を後方からこれだけ不利の大きなロスがあったのでは当然届くはずもなく。
そもそも新潟外回りや3角の下りを助走に使える京都外回りで好走してきた馬だけに、小倉のコース形態自体合っていない。10月の新潟で待っています。
ハギノカエラはタニノヨセミテに比べればいくらかマシなコース取りだが、展開的に最後方からでは届きようがない。それでもラストの末脚を見る限り嵌ればどこかで穴を開ける可能性があるだろう。



8/29(日)

新潟11R
①セリフォス

「フランス牝系から来る爆発的な瞬発力は一介のダイワメジャー産駒とは異なる」
戦前にこのような趣旨の見解を示したが、その通りの走り。ラスト3F32.8での上がり最速で快勝となった。
新潟芝は土日ともに内をロスなく立ち回った馬の好走が目立っていたが、これはあくまで距離ロスが防げるからであり、馬場自体はラチ沿いが一番悪化していることは言うまでもない。その上で、新潟2歳Sはラスト3F目まではドスローで流れて馬群が凝縮。典型的な直線だけの上がり勝負となっており、そうなると当然馬場の良い外側を通った馬が有利となる。その中で直線終始ラチ沿いを走りながら上がり最速で突き抜けたこの馬は着差以上のパフォーマンス。久々に新潟2歳S組から王道路線で戦えそうな馬が出てきたのは喜ばしいことだろう。

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