10/9〜10/10 次走注目馬

10/9(土)
・阪神8R
・東京10R

10/10(日)
・新潟11R


10/9(土)

阪神8R
⑧カイザーノヴァ

2勝クラスで1:32.5という勝ち時計。開幕週らしくしっかり高速馬場の水準。そして馬場傾向も開幕週らしく内が有利なバイアス。特にこのレースは傾向が顕著に現れており1〜3着はコーナーでラチ沿いを通った馬であった。
ここで馬場の速さもバイアスも向かなかったのがカイザーノヴァ。道中は外3の形になった上、4角では鞍上の稚拙なコーナリングによりさらに外々を回す形。ラチ沿いを通った3頭で決着したこのレースにおいては致命的な進路取りであった。高速馬場についても、洋芝で2勝していることや、サドラーの影響が強いステラリード牝系×モーリスという配合面から苦手な部類。
今回は諸々悪条件が重なっての敗戦であり、次走以降適性条件に出てくれば巻き返しを期待できるだろう。



東京10R
③ノーブルシルエット
⑬ヘライア

12.3-11.9-12.4-12.6-12.2-11.7-11.4-12.5
3勝クラスとは思えないドスローとなった一戦で、勝ち時計は同日の2勝クラスより0.5秒遅い始末。このようなペース故、上がり3Fの時計がそのまま着順に直結した。
このペースがマイナスに働いたのがノーブルシルエットとヘライア。
前者は近3走超ハイペースで後続の脚を削って結果を残してきた馬。それだけにドスローの中で控えて内で砂被った挙句、直線で詰まった今回はこの馬の良さが全く出せておらず、参考外の一戦。まあ正直次走もそこまで人気な落ちないだろうが、取り敢えずこの馬の形で運べれば巻き返す可能性は高い。
ヘライアも1勝クラス、2勝クラスと連勝したレースはともに前半からタフなラップになっており、真逆の展開となった今回は度外視可能。2勝クラス勝ち上がり時のパフォーマンスから現級でも通用する能力は持っているはずだ。



10/10(日)

新潟11R
⑱クリッパーグラス

顕著なインチーであった新潟芝コース。内回り1200ともなれば外を回してきた馬はほぼノーチャンスであった。
クリッパーグラスは前半3F33.4というハイペースを前受けかつ外4と相当厳しい競馬。それでも4角では突き抜ける勢いで上がってきた辺り力はある。ラストはさすがに脚が上がって大敗してしまったが、この内容ならコース取り一つで巻き返しは可能。次走も人気しなさそうなので狙いやすいだろう。

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