10/30〜10/31 次走注目馬

10/30(土)
・東京8R
・阪神11R

10/31(日)
・東京12R


10/30(土)

東京8R 
⑤シーニックウェイ

13.2-11.9-11.9-12.1-12.3-12.4-12.3-11.2-11.1-11.6
分かりやすくドスローの上がり勝負となったレース。勝ったアンダープロットはこれだけ緩い流れながら道中単騎逃げが叶っており、しっかり脚が溜まった上に位置取りのアドバンテージまで得る最高の形。この馬は過去5走のうち不良馬場のレースを除いた4走で上がり最速を使っている、瞬発力に秀でた馬。その馬相手に瞬発力勝負+位置のアドバンテージを握られた状態では後続はほぼほぼノーチャンスと言っていい。
それだけに、2番手追走とは言えこの形からハナ差2着に詰めたシーニックウェイは勝ちに等しい内容だったと評価できる。現級はもちろん、上のクラスでも楽しみな存在だろう。



阪神11R
⑭ステルヴィオ

12.2-10.6-11.3-11.5-11.4-11.6-12.1
戦前の想定通り前半からタフなラップが刻まれたレース。
このラップが向かなかったのが5着のステルヴィオ。
京成杯AH後の回顧でも触れたが、この馬は過去戦績からも配合からも瞬発力勝負で真価を発揮するタイプ。それ故、今回のレースは得意な形とは全く異なる適性が問われた。さらにこのレースは内が使える馬場かつハイペースにより相対的にコーナーで内を通った馬が有利に働いており、4角で大外を回したステルヴィオには苦しい競馬であった。これだけ厳しいレースの中でも直線は前を飲み込む手応えで伸びてきており、やはりGIIでは地力上位の存在。
次走はまだ発表されていないものの、今回よりほぼほぼ間違いなく条件が好転するであろうマイルCSに出走すれば台風の目になれる可能性を秘めた1頭だろう。



10/31(日)

東京12R
⑨グランツアーテム

12.4-10.9-11.9-12.1-12.3-11.7-12.6
前半3Fが35.2、稍重の東京14という観点で見ればハイペースの分類ではないものの、ある程度締まった流れと見て問題ないだろう。
この流れが合わなかったのがグランツアーテム。東京マイルの未勝利戦を上がり35.4という衝撃的な末脚で制しているように、本質的に緩い流れからの瞬発力勝負に適性がある馬。それだけに今回の14短縮がマイナスに作用したのは言うまでもない。
さらにこの馬にとって不運だったのが馬場状態。この日の東京ダートは顕著な内前有利馬場で、その中で後方+外回しとバイアスと真逆の競馬をしたグランツアーテムにとっては相当厳しいレースであった。
それでも展開、馬場ともに全く合わなかった中で2着と差のない4着まで差し込んできてる辺り地力は高く、現級でも能力上位の存在なのは明らか。適性舞台、展開に戻れば勝ち上がりは時間の問題だろう。






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