4/23〜4/24 次走注目馬

4/23(土)
・福島6R
・東京6R
・東京7R

4/24(日)
・阪神3R


4/23(土)

福島6R
⑮リーベサンライズ

6.9-11.1-11.5-12.6-13.3-12.4-12.8-12.9-13.0
テン速→大きく中緩み→再加速とただでさえ先行勢に厳しいラップ推移に加え、緩んだ区間でクリノクラールが捲るという前受け組にとっては何一つ利のない展開。
その中でも特に取り上げたいのは9着リーベサンライズ。前述の通り先行勢に厳しいラップを前受けした後に捲ってきたクリノクラールを外から追いかける形。この日の福島は4角で強烈な向かい風が入る影響で壁を作れず外を回した馬に厳しいコンディション。前述のラップ面と合わせても最も負荷の大きい競馬をしたと言っても過言ではない。
これだけ厳しい中で勝ち馬と1.1差なら及第点の走りで、次走以降展開面緩和で見直しが必要な1頭だろう。



東京6R
⑦エルパソ

12.2-10.7-11.6-12.1-12.3-12.3-12.2-12.3
勝ち時計1:35.7は同日オープンと0.3差。後半につれて乾いて行く馬場だったのでさすがに6R時の方が時計の出やすいコンディションだったとは思うが、それでも3歳戦としては文句なしのハイレベル。
その中で4着のエルパソを取り上げたい。同レースは前半3F34.6とかなりのハイペースが刻まれたこともあり先行勢は壊滅。その中で自らこの流れを作って4着のエルパソは一際強い内容。特にこのペースで逃げてL3→L2も12.3→12.2と高い水準でラップを維持しているのは秀逸だろう。さすがにラスト1Fで捕まったものの、パフォーマンス的には上位3頭と同等かそれ以上の評価が可能。
レース振り的に短縮ならほぼ勝ち負けだろうが、それだと人気してしまいそうなのもネック。



東京7R
⑯ブラックパンサー

12.2-11.5-12.4-12.3-11.9-11.8-12.7
前日の雨の影響で時計が早かった東京ダートにおいて前半3F36.5は文句なしのドスロー。そこからL3→L2で連続して11秒台が刻まれるラップでは後方勢ノーチャンス。とりわけ当時の馬場バイアス(イン前)に反して外回した差し馬は次走以降見直しが必要となる。
ブラックパンサーはこの流れを後方で抑えて4角では枠なりに大外ぶん回す形。ノーチャンスのレース運びながら勝ち馬と0.2差まで詰めているのは純粋に評価でき、次走以降フラットなバイアスなら勝ち上がりの可能性は高い。



4/24(日)

阪神3R
⑬シエロフェイス

雨の影響で珍しくイン前有利が顕著だった日曜阪神。その中で取り上げたいのが阪神3Rのシエロフェイス。
12.8-11.1-13.8-13.4-13.0-12.7-12.1-12.1-12.7
前半ドスローから高水準の後半ラップが刻まれた一戦。時計の出やすい馬場とはいえ後半4F49.6は未勝利戦としてはなかなか優秀だろう。前半ドスローから優秀な後半時計、コーナー区間で12秒台前半が刻まれるラップ推移にイン前有利バイアスが掛かるとなれば当然展開的には好位からロスなく立ち回った組が有利で、対照的に外を回した差し勢は苦しくなる。
シエロフェイスはここで4着に敗れるも競馬の内容は非常に濃い。後方待機から前述のコーナー区間を楽な手応えで先頭集団まで取り付く脚を見せダート適性の高さを証明。さすがにラストは相対的にイン好意組の脚色に屈したが、これだけ厳しい形で0.3差4着なら未勝利突破は時間の問題だろう。
出来る事なら別の鞍上で見たいところだが。

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