11/19〜11/20 次走注目馬

11/19(土)
・東京4R
・阪神9R

11/20(日)
・阪神3R
・阪神11R


11/19(土)

東京4R
⑤ホロニックパス
⑧グレートサンドシー

12.9-11.6-12.2-12.2-12.5-11.6-12.5
2歳新馬、それも時計のかかる今の東京ダートでこのラップは相当強く、実際同日他レースと比較しても優秀な水準である事が分かる。
過去に良馬場の東京ダ14新馬で1:25.9以内かつ上がり36.9以内で走破した馬はこの2頭を含めて6頭しかおらず、その内訳がレッチェバロック、ケイアイターコイズ、デュープロセス、プロミストリープと粒揃いの顔触れに。
後続を千切ってマッチレースを演じた2頭は先々まで楽しめる素材と見て間違いないだろう。



阪神9R
⑮クリノナイスガイ

土日ともに向正面向かい風であったこの週の阪神。その上でこのレースのラップを以下に。
12.9-11.4-13.4-12.1-12.0-12.4-12.5-12.7-13.8
土曜は日曜ほどの強風ではなかったが、それでも向かい風の向正面で12.1-12.0はかなりタフな中盤だったと見て間違いない。この区間でまともに負荷を受けた前3頭は当然厳しい競馬。
勝利したオディロンは世代限定戦での走りを見てもこれぐらいやれても不思議ではないので割愛するとして、驚いたのは3着のクリノナイスガイ。上記の負荷を受けた上に初角から終始オディロンの一列外を追走するかなり厳しい競馬ながら差のない3着。同じく負荷を受けて6着のフランスゴデイナも現級最上位級の馬である事を踏まえれば、かなり優秀なパフォーマンスだと分かる。
次走同条件外枠ならほぼほぼ勝ち上がりは濃厚か。



11/20(日)

阪神3R
⑪マテンロウレガシー

土曜とは非にならない程の強風で、芝ダート問わず向正面で壁を作れたか否かが大きく結果を左右した日曜阪神。
それは3Rも例外ではなく、壁を作ってかつインをロスなく抜けてきた2頭のワンツー決着。
それを踏まえれば5着のマテンロウレガシーはなかなか強い競馬。1000m59.8と風向きと馬場考えればハイペース寄りのラップを外3回して勝ち馬と0.6差なら及第点。勝ったマイネルメモリーはそれまでの内容を見てもかなりの好素材だけに、そこ比較で上記のパフォーマンスならば未勝利は勝ち抜けられる位置にいるはず。
それほど人気にもならなそうな馬柱だけに、馬券的にも妙味は見込めるのではないか。



阪神11R
⑪ソウルラッシュ

12.2-11.2-11.7-11.5-11.9-11.6-10.8-11.6
上位馬、特に勝ち馬が強烈な上がりを記録している事でスロー瞬発力勝負と思われそうだが、前述の風向きと馬場を考えればむしろハイペースで、単純な前後の有利不利で言えば後ろが恵まれた一戦。それに加えて繰り返し述べている通り壁の有無が重要で、1〜3着は全て向正面で前に馬を置けている。
それを踏まえれば上記ペースを先行して外4列目から早めに動いたソウルラッシュは相当強い競馬。マイルのトップ層がこぞって参戦した中でこれだけの走りを見せた辺り、来年は主役になれる存在ではないだろうか。

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