4/17〜4/18 次走注目馬

4/17(土)

中山6R
⑥キモンブラウン

馬場が荒れてきてそこまで時計が出ない中で前半3F33.4は超ハイペースと言って問題ない部類。このペースを演出して直線でも見せ場を作ったキモンブラウンは評価できる内容。11番人気11着という字面からおそらく次走も人気はしないと思うが巻き返しは十分期待できる。しかしアジアエクスプレス×フレンチデピュティという配合から同じ中山12でも芝よりダートで見たい。このレースを見る限り芝スタートなら問題無く先手を取れるはず。

4/18(日)

中山8R
①グルアーブ

日曜中山の芝レースは内から2,3頭分が伸びない馬場に加え、強烈な南風の影響で外差しがバンバン決まっていた。このレースも例外無く、中団待機で直線外を通った馬が上位独占。その中で最内から先行して直線でもラチ沿いを選択したのがグルアーブ。正直鞍上が皐月賞への試走をしていた感が否めない競馬で、この馬としては可哀想な内容。そうでなくてもトーセンラー×米国牝系、おまけにcaroが入る血統と明らかに高速馬場向きなので厳しい条件が揃いに揃っていた印象。それでも直線は一瞬抜けてくる脚を見せており、力負けではない。良馬場に替われば巻き返してくるだろう。


阪神9R
⑦シーリアスラブ

1000m通過62.8、レース上がりが33.3という極端に瞬発力へ寄ったレース。1,2着馬は能力上位、3着馬はstorm cat肌にディープとキレる血統。この中で異彩を放ったのが僅差4着のシーリアスラブ。父こそディープだが、母方はタフなアイルランド牝系。輩出馬がスティッフェリオやバスラットレオンというのを見ても特徴は分かりやすい。今日は間違いなく向いてないレース質の上に直線は伸びない最内を選択。これで差のない4着は大いに評価できる。直線急坂コースでは常にチェックしておきたい。


中山12R
⑦アドマイヤポラリス
③ヒシヴィクトリー

前述の通り中山芝は外差し天国。最終レースも傾向通りの決着。アドマイヤポラリス、サトノラディウス、ディヴァインフォースと能力上位の馬たちが馬場に即した競馬をしたとなればその他の馬には出番無し。その中で内を選択して見せ場を作ったのがヒシヴィクトリー。近走は大敗が続いていたが、1年前にはサンアップルトンと接戦を演じていた馬。実力馬が復調気配を見せた。
アドマイヤポラリスは傾向通りの競馬をしたとはいえそもそも条件・馬場は全く向かない舞台。ジャスタウェイ×unbridled’s songという主流中の主流血統だけに懐疑的な見方をしていたが問題なく快勝。適条件に替われば昇級でも面白い存在だろう。個人的にはアルゼンチン共和国杯で見たい。

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