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【不妊検査⑤まとめ】1ヵ月かかって不妊検査全部やり遂げた!

さて、本日は不妊検査最後の「黄体ホルモン検査」を受けました。これで全部クリアした!高温期のホルモンが正常かどうか見る血液検査なので、タイミングが重要。今日は血だけ取って、結果は後で聞きます。

それにしても、女性の受ける検査数の多さよ。月のサイクル(時期)によって受けられる検査が違うから、全部で1カ月かかった。行ったら1~2週間くらいでわかるのかと思ったら全然そうじゃなかった!

不妊検査の全容、参考までに、種類と値段を記載しときます。(診察料は抜いてます。ケースバイケースかもしれないので、あくまでご参考まで。)

<夫>

〇精液測定→ 1000円

<私>

〇LH、FSH、PRL(ホルモン)検査→血液検査 1100円+1100円+980円

〇黄体ホルモン検査→血液検査 1500円

〇抗甲状腺抗体検査→血液検査 3500円

〇クラミジア検査→血液検査 3800円

〇フーナーテスト(タイミングの直後に膣の中からサンプルを取って顕微鏡みたいなので見る!) 初診で保険適用だったので200円、たぶん自費だと600円?

〇AMH検査(卵子予備能)→血液検査 6600円

〇抗精子抗体→血液検査 7700円

〇子宮卵管造影検査→卵管造影カテーテル+超音波+造影剤使用撮影+薬+等々 約11000円 (痛み軽減のため他の病院より高い器具を使っているらしく、これより安く受けられる所もありそう。)

このほか、膣内を超音波でみる検査は、毎回2200円かかります。プラス、初診料や再診料がかかりますね。

色々ぜーんぶでかかった費用を電卓でパチパチやりましたところ、

夫→3980円!!

私→45920円!!!

なんじゃこの男女格差は!!!!

人によってはどこかで引っ掛かったりするとまた血液検査やら超音波検査やら重なっていくんやろうな。

おお、菅さんでも石破さんでもいいから、不妊検査保険適用は早めにした方が良い。

もう時代の流れだから、誰がどう言っても好感度とか特に上がらない。日本の保険制度は非常に素晴らしい(夫の心臓手術で実感)のであるが、6時間かかった天才心臓外科医の手術も、高度先端医療保険適用となり、2週間の入院費込みで結果的に10万くらいにおさまったことを考えると、「不妊治療」のさらに前段階の「不妊検査」でこのお値段はツラい。

ああ、不妊の悩みって今まで言えなかったんやろうな。社会の風潮的に。だから社会から忘れ去られて、おじさんたちの権力闘争には関係なさすぎるトピックで75年間放置。タイミングの悪い女性たちのちっぽけな悩み、やったんやろうな。

これを書きだすと長くなるけど選挙で勝てなくなると、必死で、女性や経済的に苦しい人たちに響きそうなことを言い出す日本のおじさん政治には、最近諦めがついてきました。欧米に追い付きたい、国連で存在感上げたい、国際社会からの目を受けて「女性活用」「一億総活躍」とかカタチだけ整えるけど、結局のところそれは少数の人たちの意見であり、選挙戦を戦うおじさんたちにとっては関係がなく、それよりも経済や消費税やらもっともっと大事なトピックがあって、問題が明るみに出るまで動く必要もないことだったから!不妊治療が最近になって突然彼らの「ターゲット」になったのは、女性たちがそろりそろりと声を上げ始め、やっと「あ、このカード持ってたわ」って気付いたからなのではないかと思います。「政治」とはそんなものかと諦めるしかないとすると、ただ待って「相手が自分たちのことをわかってくる」のを待つだけではなく、「あなたたち、そのカード持ってるんだから使いなさいよ!フルハウスよ!?」みたいな声を国民が上げるしかないんだろうな~とも思う。

ああ、真面目な話になっちゃった。

とりあえず写真は我が家のマイペース猫、たま男です。

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