計画的犯行

花粉の波がひと山を越えたらしいですね。私はバリバリ花粉症なので、一刻も早く花粉のない世の中になることを祈っています。アイツはマスクを貫通しますからね。目にも攻撃してくるし。

この季節は鼻をかむことが多くなります。しかし私は鼻をかむという行為がそこまで好きではないのです。やむを得ない時にしかしません。クソほど鼻水が垂れてきたりだとか、鼻が詰まって寝られないだとかの時には、仕方なく鼻をかみます。

ですが大体そういう時って、数時間分の鼻水が鼻穴いっぱいに詰まってるわけですよ。すると、その鼻水たちがティッシュを貫通してくるのです。

そして手が汚れる度、ああ、もっと早く鼻をかんでおくべきだった。たとえ嫌いであろうとも。と感じるのです。なんでこう、物事を計画立ててやる事ができないんでしょうかね。私は。

習慣づけようとしたことが長続きしないとか、貯金しようとしたのについつい浪費するとか、まあそういうのもなくはないのですが、これらは今回言いたいこととはちょっと違います。

というのも私、極度の面倒くさがりなのです。

私の行動基準は、面倒くさいかそうではないか。そして、面倒くさいを好奇心や焦燥が上回るかどうか。この3つです。

面倒なことはしたくない。言ってしまえば立ち上がるのも面倒。歩くのも面倒です。私がお手洗いに行くのは大体けっこうな限界の時ですし、バイトは家を出る10分前に支度を始めます。10分前行動ってやつですね。

面倒なことはしたくない。でも好きなことはしたい。だから片道3時間くらい原付をぶっ飛ばして沼津へ聖地巡礼に行くし、友達と1日遊ぶためだけに実家へ弾丸帰宅します。

ここだけ見ると、ホントにダメですね。生き物として。本当に追い詰められた時しか頑張らずに、自分の好きなことには全力で、面倒でやらなくてもいいことはバシバシ切り捨てる。

こんなのが本当に大学を卒業できるのか。私は私の親よりも自分の頭を心配しています。

昔見ていたアニメで、やりたいことしかできない病の主人公がいましたね。私の性格も、ああやって病気として名前がつけられれば生きやすいのかも。

だって今、なんでもかんでも名前つけてるじゃないですか。それは流石に病気と呼ぶには些細なことじゃない！？みんなが理解してあげれば病気じゃなくても別によくない！？っていう病気とか(ゲーム症候群みたいなやつ)、公式が推してるカプをすぐネームドカプにしたりとか。

なんやねん。公式が推してるからって覇権カプだと思うなよ。スパスタの🎧🪐‪見てみろ。

名前をつけて可視化することで、人の問題点は見えやすくなりますよね。あ、アイツは流行ってるアニメに難癖をつけることで今や供給がチリほどもない昔のアニメにすがりつく病のオタク！とか。

化物語でも言ってた気がしますよ。名前が重要って。あ、私はやりたいことしかできない病の他に、アニメや特撮の言葉を引っ張ってくる話し方しかできない病も患っています。

だって面倒なんですもの。自分の言葉を使って話すの。誰かが生み出した言葉を脳死で使って話すのは楽ですからね。

小説や、この日記だけでいいんです。私の、私自身の稚拙オブ稚拙オブザ稚拙な言葉を発して話すのは。

こういう所でも面倒くさがりなんですよね、私って。だから鼻水がティッシュを貫通するまで自分の鼻を放っておくような奴になってしまうのです。

まあ何が言いたいかというと。花粉はゴミです。春はバケモノ。やうやう白くなりゆくゴミ箱。