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期待値稼働、挫折しないために

■はじめに

最近、YOUTUBEの動画などの媒体も増えてか、昔に比べて若い世代~中年世代の方など多くの人達が期待値を意識してパチンコ屋で遊戯されていると感じます。

私自身、わりと田舎で会社員をしながら兼業で稼働しているのですが、月に1名や2名ほどは新しい顔だな(主にハイエナ)と思う人を見かけます。

ただし、そのうちの9割以上の人は半年もすれば一切見かけなくなったり、エンジェイ勢(この記事では区別するために以後負け組と記載します)になり、好きな台を打っています。

これはほとんどが途中で挫折しているんですね。
そこで、挫折して負け組となってしまった方をかなりの数見てきた体験を踏まえて、簡単ですが記事を書いてみました。

常に勝たれている方にとっても当たり前の内容ですので、期待値稼働を始めたての方などに読んでいただきたいです。

■守る必須事項

①打った台の内容込みの収支をつける(期待値、実収支の両方)
②遊び打ちをしない(マイナスの期待値を作らない)

当たり前の事項になりますが、
極論この2つが完璧にできれば長い目で見たら99.99%負けません。
まずはこの2つだけでも忠実に守ることで半分くらいは挫折しなくなると思います。

・収支をつける意味

収支をつけることで、
「モチベーションの維持」
「期待値と実収支の乖離の確認」
「間違った稼働をしていないかの確認」等が可能になります。

挫折した人でよく見るのは、
実収支が余剰した後に欠損し、ボーダーをズルズル下げて青田刈りし更に負け、それを繰り返していき、最後は取り返そうとしてマイナスの台を打ってパンクです。
始めたての頃に大量出玉を獲得してしまう方にありがちです。

このようにならないために、稼動内容と期待値/実収支をつけてください。

私は上記のように期待値表をEXCELで作って管理しています。

最初のうちはスマホのアプリで収支つけるレベルで良いと思います。
とにかく、まずは収支をつけて期待値と実収支がわかるようにしてください。

・遊ばない(マイナス期待値を作らない)重要性

挫折する人に多い、必ずといっていいほど当てはまる理由が遊び打ちしてしまうことです。

マイナスの期待値を叩いてしまう理由としては以下があります。
-打てる台が無く、暇だから時間潰しに打ちたい台を打ってしまう(✕最悪)
-欠損続きで嫌になり、そろそろ勝つだろうと思い打ってしまう(✕最悪)
-設定狙いをしたが上手くいかなかった(△)
-期待値が間違っている※期待値表の算出条件を理解していない(△)

1.暇つぶしに打ってしまう

これは論外です。
遊びということで割り切り、収支表にもマイナスの期待値を付けて管理されるのであればいいのですが、始めたての頃は辞めましょう。

初期にメンタルがあまり出来上がっていない時期にやると、
負けた後に必ず「そろそろ勝つだろう」という気持ちに繋がり、悪循環になります。

2.欠損続きで嫌になって打ってしまう

まだメンタルが出来上がっていない時に起こります。
そして、必ず誰しもが経験し、それを乗り越えてきた人たちが勝ち組として生き残っています。
順調に勝っているうちは案外みなさんキレイに立ち回るんですよね。
ところが負け始めると、初めてこの壁にブチあたったときにそろそろ反動で返ってくるだろうという考えになっている人を見ます。

これは期待値について正しい理解をしていないことが原因ではあるのですが、長くなるのでここでは詳細は書きません。

起こってしまった結果(欠損)は未来の結果とは無関係です。
とにかく、ボーダーを下げずにプラスの台だけ打ってください。
もし打ってしまった場合でも、収支表にしっかりマイナスとして記載をしてください。のちに結果として確認できます。

3.設定狙いをしたが上手くいかなかった

設定をツモれる確率とツモれたときの平均設定などに依存します。
これもここでは詳しく書くのは避けますが、毎回しっかりと収支を付けて、設定狙いでの期待値と収支を比較して分析してください。

強いて言えば、1点だけ重要なこととして、店舗を選べです。
わかりやすい例を上げると、
よくジャグラーで履歴打ちをしている方を見かけます。
(例:当日履歴 20BB、30RB、総回転数6000、合算1/120)

上記の履歴のジャグラーがあったとして、打つのか打たないのかの判断は店の信頼度です。
私の稼働している店には絶対に56を入れない店(最高設定が4)があります。その店ではどんな履歴のジャグラーだろうと私は打ちません。
何故ならば、仮に50%で設定4だったとしても、50%で1~3の設定を打たされてトータルで見るとほぼプラスが見込めないからです。

設定狙いをする際は、
店としてしっかり高設定(5、6)を使う店舗であることを前提に、
イベントなどの全台系を狙ったり、履歴から後ヅモ狙いなどをしましょう。
※今のスロットは荒い機種が多いので、履歴打ちは基本オススメしません。

4.期待値が間違っている

今はスマホで調べれば大体期待値表が出てきますが、
初心者からするとこれが落とし穴です。
期待値表を参照するときは、絶対に算出条件をチェックしてください。

最近の台は単純ではなく、内部モードやその他の色々な仕様が存在しています。特にスマスロなどはそれ以外にも特定条件下で冷遇状態が存在するなど。

無料で見れる期待値表は多くは、そういうものを全て”平均値”として扱い算出されたものになっています。
つまり、その平均値よりも条件が悪い状態の台を打てば、想定される期待値よりも低くなるということです。

このことから、よほど機械割が高い状態の台を打たない限りは、ある程度は仕様を理解した上で打とうとしている台が想定よりもプラスの条件なのか、マイナスの条件なのか、を判断していくのが大切になります。

200台、300台くらい数をこなしても収支がついてこない場合は、一度内容を確認し、期待値が正しいかどうかをチェックしたほうが良いと思います。
稼働内容と収支を記録していなければそれもウヤムヤになってしまうので、先に述べたように記録することがまず第一優先です。

と、色々書きましたが覚えるべき簡単な内容はここまでです。
この内容を理解して実行できていれば、挫折することはかなり減るとおもいます。
ただし、私も引きが弱い部類(欠損のほうが多い側の人間)なので、何度か経験がありますが、あり得ないレベルの下ブレはどこかで必ずきます。
その時に耐えられるメンタルと、挫けない心も必要になってきますので、そのあたりは気が向いたらまた別の記事で書きたいと思います。

他にも、今までどのくらいの下ブレをくらったことがあるか、なども書けたらおもしろいなとはおもってます。

■最後に

ボヤキとして少し書いておきますが、
twitterなどで兼業のピン稼働で毎月100万勝っている、とかよく見かけますが、ハッキリいいますがあれは99.9%嘘、誇張して書かれていますので、それを真に受けて自分は全然ダメだなぁとか思わないでください。
1回、2回であれば上ブレすればありえますが、コンスタントに100万は不可能です。

私はほぼ毎日稼働してますが、
月~金 18:00~22:00(仕事終わり)
土~日 11:00~22:00
※打てる台ない場合は21:00には終了

上記時間稼働して、ざっくり毎月に積めている期待値は25万~30万程度です。(多少期待値は少なく見積もってますが。)

なので、兼業でピンの方は地域的にも甘い地域で、打ち手としても優秀であれば50万くらいならコンスタントに勝っている方はいると思います。
ただ、100万となると打ち子などを使わない限りは不可能な数値なんです。
実際真面目に期待値稼働している方であれば、ありえないレベル感はわかると思います。

稼げる(※積める期待値)の大体の限界値として、私なりの想定ですが、
兼業ピン:50万/月
専業ピン:80万/月

このくらいが限界なんじゃないかな、と。
引きが強い方はこれ以上に勝ちますので、実収支で見るともうちょい勝っている方もいると思います。
それと、打ち子などを使ってる場合は実質青天井なので、
100万だろうが200万だろうが、不可能ってことは無くなりますが、そこまでできる方は限られた一握りの方達です。

下ブレ起こしていると、他人の収支を見てやる気失ったりする人もいるので、あまり気にせずに自分の稼働内容と向き合って頑張っていきましょう!





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