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韓国語学習のこれまでとこれから② 独学の難しさと挫折


大学を卒業してからも韓国語の勉強は続けたいと、独学をスタートすることに。
分かってはいましたが、独学って難しいですよね。

ネットで見つけたコミュニティサークルに参加するも、参加費がムダに高い(ぼったくりのような)集まりで1回限り。
同じくネットで知り合った日本語を学ぶ韓国人男性と会ってみるものの、あきらかに目的が違うように感じ即解散。

語学学校に通う手ももちろんありましたが、お金と時間の兼ね合いで断念。
社会人1年目、できるだけお金をかけず学べる方法を模索していました。

TOPIKを受けてみる

これまで、実力をはかるような試験(TOPIKやハングル検定)は受けたことがなかったので、このタイミングで受けてみることに。
本屋さんで買ったテキストを繰り返しつつ、youtubeで見つけた対策動画視聴。
筆記試験もあったので、無料のサービスを通じて母語話者の方に添削をしてもらっていました。

独学を初めて1年半後、TOPIK5級に合格することができました。
目指していた級に合格することができたので、純粋に嬉しかったです。
ただ、このTOPIKを機に燃え尽きてしまったのも事実。
しばらくサボる日々が続きます。

語学堂に通い始める、そして挫折

ドラマを見たり、ラジオを聴いたり、一応韓国語には触れる毎日を送っていたころ、ある語学堂の存在を知ります。
すごく人気そうだったので、ダメもとでの応募でしたが、通えることに。

週1回90分の授業、毎回の単語テストに、なかなかの量の宿題。
ただの言い訳ですが、仕事終わりに往復2時間かけての通学が想像以上にしんどく、結果として進級せず1年で辞めることになってしまいます。

初級から学んでいる方が多いようで、みなさん志し高く仲も良い。
そして、みなさんの実力が回を増すごとに伸びているのが私でも分かる。
なのに私は成長しないまま、輪に馴染むこともできない。
そんな自分に劣等感を感じたことも辞めた理由のひとつだと思います。

学ぶために通った語学堂だったのに、この頃をさかいに、人前で韓国語を話すのが少し怖くなっていきます。

何もしない数年

挫折したこと、また、私生活の変化を理由に、勉強らしい勉強をしない数年を過ごします。

旅行には定期的に行っていたので、熱が冷めることはなく。
ただ、ドラマを見たり、音楽を聴いたり、好きなことだけをして過ごしていました。

そして訪れたコロナ禍。

コロナを機に一気に韓国ドラマの知名度も配信もあがり、もれなく私もこれまで以上にドラマを見続ける日々。

耳ばかり育ち、話す力との差は広がる一方…。
もどかしい気持ちは常にあるも、人と韓国語で会話することへの抵抗は克服できないままでした。

少し余談になりますが…

学び始めた頃は、韓国語を頑張っていると人に言うと
「あ〜、韓国(笑)」
とちょっと小馬鹿に苦笑?されることが多かったんです。
「どうせアイドルでしょ?(笑)」みたいな。
もちろんみんながみんなそうではないけど、少なからず私はそんな反応をたくさんされてきました。

だけど10数年たった今、そんな反応をされることはほぼないです。
むしろ、「へぇ〜すごいね!私も興味ある!」と前向きな言葉をもらえることがほとんど。

コロナ禍を機に韓国という文化が広く受け入れられるようになったことが、私は嬉しいです。


#韓国語 #韓国語学習

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