見出し画像

地方在住洋楽愛好者の憂鬱(?)/キングクリムゾン/2018年金沢

(敬称略)

地方在住者が
外タレ(この言葉まだ使えますかね?)の
ライブを観るとすると
たいていの場合
大都市に行くことになります。

最近は
東京(あるいは横浜あたり)だけで
しかも
たった1回こっきり、ということも
よくあります。

(ビリー・ジョエル、ロッド・スチュアート、
ジェームズ・テイラー、、、)

その場合は
東京に行くしか
選択肢はありません。

日程が合わなければ
諦めるしかありません。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

もう少しましなのになると
東京、大阪、名古屋
3都市公演。

福岡、札幌が入れば
立派な日本縦断です。

選択肢が増えます。

ここから
日程と相談して
行けそうなところの
チケットを獲るわけです。

昨今
外タレのライブは2万円超がザラ。

加えて
往復の新幹線、宿泊、食事等
金銭的な問題だけでなく
仕事(とか学校)を休まなきゃいけなかったり。

地方在住者の
外タレ・ライブ参戦は
幾多の難関を乗り越えて
今日も進むのであった(涙)。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

2018年の12月
キングクリムゾンを
金沢で観ました。

東京3公演、大阪2公演、
その他6都市6公演。

諸事情により
東京公演は
選択肢に入らず。

日程的に
金沢を選んだのです。

会場の本多の森ホールは
キャパ1700人くらい。

開演10分前くらいで
例の公演開始前アナウンスが始まっても
会場は半分くらい空席。

主催者でもないのに
ざわざわするわたし。

クリムゾンだよ?

ねぇクリムゾンだよ?

あのクリムゾンだよ?

結局二階席はガラガラで
始まりました。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

クリムゾンのライブ自体は
何の問題もなく
(どころか)
本当に素晴らしいものでした。

アンコールは
「スターレス」。

ちょっと
涙が出ました。


撮影者はトニー・レヴィン


御大のレスポールが!

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

金沢では
ジャーニーと
ミスター・ビッグを
同じくらいのキャパの会場で
観たことがありますけど
どちらも満員でした。

こう言っちゃなんだけど
バンドの「格」ってはなしでは
比較にならないくらい
クリムゾンの方が上だと思いますよ。

「人気」とか
「知名度」だって
この程度のハコが
埋まらないようなものじゃないと
思うんですけど。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

ちなみにこれが公演日程。

12/2(日)札幌 
12/4(火)仙台 
12/7(金)石川 
12/9(日)大阪 
12/10(月)大阪 
12/12(水)福岡 
12/14(金)広島 
12/17(月)東京 
12/18(火)東京 
12/19(水)東京 
12/21(金)名古屋 

金沢で観ようと考えるのは
石川、富山、新潟、福井、
このあたりの人でしょう。

(新潟の人だと
新幹線で東京に出るかも。)

大阪で二日間演ってますから
関西圏の人はそちらに行ったんでしょうね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

昭和の頃
日本海側で
外タレのライブというと
新潟が多かったと思います。

(クイーン、レインボー、
ジャパン、TOTO、、、)

新潟には現在
アリーナ級の会場があって
国内ミュージシャンやアイドルの
ライブはけっこう行われていますが
外タレは久しく観たことありません。

新潟以外なら
金沢なんでしょうが
会場の問題があるようです。

金沢で
タクシーの運転手さんに
聞いた話ですが
金沢は観光客が多いため
景観を重視しており
市内で
アリーナ級の会場を
建てるのは難しいらしいのだとか。

本当だとすれば
京都とかと同じですね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

こうやって書いてくると
わたしはまだ
恵まれてると気付きました。

(今さらかよ。)

北海道や四国、九州、沖縄にお住いの
洋楽好きの方は
わたしなんかよりずっと
頑張って
首都圏で開催されるライブに
参戦されてるんですよね。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

2018年12月7日(金)
金沢 本多の森ホール

(セトリ)
Set 1
Larks' Tongues In Aspic (Part I)
Neurotica
Epitaph
Fallen Angel
Cadence And Cascade
RedLarks' Tongues In Aspic (Part II)
Moonchild
Set 2
Discipline
One More Red Nightmare
Easy Money
Radical Action (To Unseat The Hold Of Monkey Mind)
Meltdown
Radical Action II
Level Five
アンコール
Starless

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

このバンド
来日しますかね?

キング・クリムゾン(King Crimson)での活躍でも知られる
エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)とトニー・レヴィン
(Tony Levin)、スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)、
トゥール(Tool)のダニー・ケアリー(Danny Carey)の4人が、
1980年代のキング・クリムゾンのアルバム3枚、『Discipline』、
『Beat』、『Three Of A Perfect Pair』の楽曲を演奏する新ユニット、
Beatを組んだようです。
クリムゾンのロバート・フリップ(Robert Fripp)が
自身のSNSアカウントに、このユニットについて投稿しています。

英Prog誌によると、ネット上ではここ数日、
この新ユニットの発表と思われる画像が話題になっており、
同誌によると、この新ユニットは、9月17日にサンディエゴの
Humphrey's Concerts By The Bayでコンサートを行う予定だという。

この記事を書いている時点では、4人はこのことについて
何も投稿していませんが、フリップはSNSに、
Beatの画像とともに次のように投稿しています。

「これは昨年の秋にエイドリアン・ブリューが私に電話をかけてきた
プロジェクトです。
私はこのプロジェクトを支持し、全面的に奨励しています。
最近 (2024年3月3日) サンタモニカのMcCabesで
スティーヴ・ヴァイと話し合いました。
名前も私が提案しました」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?