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オリジナルを「凌駕する」史上最高のカヴァー・ヴァージョン

(敬称略)

どこかの誰か
「それってあなたの感想ですよね?」

わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」

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この手の企画
(一番下に載せてます。)
いろんな雑誌等で
たまに見かけます。

ローリングストーン誌でも
むかしあったような。

誰でも思いつく企画ですが
「凌駕する」は
いかがなものかと。

広辞苑的にいうと
「ほかをしのいで
その上に出ること」だそうなので
それほどキツイ言葉ではないのでしょうが
「オリジナルよりずっと優れている」という
感じにとらえてしまうのは
わたしだけでしょうか。

(お前のリテラシーが
足りないだけだと言われれば
ごめんなさいするだけですが。)

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今回のこのリスト
「古い曲ばっかだなぁ。」というのが
第一印象。

雑誌の読者が
年寄ばかりなんだろうか。

(Web版をみるとそんなこともなさそう。)

「オリジナルよりいい」と
判断してるということは
当然オリジナルを聴いてるわけですよね。

まぁ今ならストリーミングで
すぐ聴けますから
リアルタイムで聴いていたような
年配者ばかりとは限らないですね。

あまり意外性のないリストですが
個人的な
「異論」はあります。

・(ヴァン・ヘイレンは大好きですが)
「You Really Got Me」は
キンクスのオリジナルのほうが
ずっとずっと好きです。

・ジョニー・キャッシュの
「American IV: The Man Comes Around」は
すごいアルバムだけど
お腹が空いてるときには
切なくなるので
聴きたくありません(失笑)。

・「見張り塔からずっと」は
もう作者公認みたいなものなので
この際
「番外」にしたらどうでしょう。

作者(ディラン)本人が
カバー版のアレンジで演奏してるという
稀有な例だと思います。

・極私的に選ぶなら
ニルソンの「ウイズアウト・ユー」(バッドフィンガー)
バーズの「ミスター・タンバリン・マン」(ディラン)
ホセ・フィリシアーノの「ハートに火をつけて」(ドアーズ)
ジョン・レノンの「スタンド・バイ・ミー」(ベン・E・キング)
パティ・スミスの「グロリア」(ゼム)
こんなとこかな。

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「オリジナルを凌駕する
史上最高のカヴァー・ヴァージョンは何か?」

英ギター雑誌Total Guitarは読者投票の結果を発表。

同誌の最新号にはTOP100リストが掲載されています。

TOP10は以下のとおり。

10.Guns N' Roses - Knockin' on Heaven's Door
9.The Beatles - Twist and Shout
8.Cream - Crossroad
7.Aretha Franklin - Respect
6.Stevie Ray Vaughan - Voodoo Child (Slight Return)
5.Santana - Black Magic Woman
4.Van Halen - You Really Got Me
3.Jeff Buckley - Hallelujah
2.Johnny Cash - Hurt
1.Jimi Hendrix - All Along The Watchtower

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