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ポール・サイモン1974年初来日

(敬称略)

どこかの誰か
「それってあなたの感想ですよね?」

わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」

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「ライト・ミュージック」誌
1974年6月号。

ポール・サイモンの
初来日公演に関する記事です。

「錚々たる」メンツが
感想を述べています。

それだけ
注目されたライブだったんでしょう。

加藤和彦のコメントは
「けちょんけちょん」です。

ほかのヒトも
「条件付き可」みたいな感じで
「手放しで最高」というヒトは
皆無です。

いわゆる流行歌(歌謡曲、演歌)とは
「違うんだぞ」と
本人たち(ミュージシャン)だけでなく
聴いてる側まで
「力んで」いた時代です。

「日本のロック」とやらも
自我が芽生えてきて
「外タレ」のライブであれば
何でも有難がって
拝むように観ていた頃のように
「絶賛」しているばかりでは
いられなかったという
ことではないでしょうか。

もっと気楽に
のんびり楽しめば
良かったのに。

※今
「あの時どうだった?」と聞けば
「すっごい良かったよ。」と
ニコニコと
想い出バナシになってるんじゃ
ないでしょうか。

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ポール・サイモンの
「異国情緒」好きは
S&G後期からチラチラとしていますから
「グレイスランド」を巡る
「大騒ぎ」は
個人的には
「何をいまさら」感がありました。

ポール・サイモンの伝記本を読みましたが
この騒ぎって
「ミュージック・マガジン」周辺だけで
起きてたのかと思ったら
アメリカでも
「論争」があったんですね。

論点は
中村とうようヴァージョンとは
違って
アパルトヘイト政策絡みだったようです。

デヴィッド・バーンもそうですけど
「頭がよくて」
「要領もいい」ヒトは
「がめつくてズルいヤツ」と
世間の「風当りが強い」ので
そんなもんだと諦めたほうがいいです。

※わたしは
ポール・サイモンのアルバムで
「ワン・トリック・ポニー」が
断トツ好きな変わり者(笑)なので
正直「グレイスランド」に関する
あれこれはどうでもいいハナシです。

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ところで
山下達郎の最新アルバムの
「LOVE'S ON FIRE」って
「コール・ミー・アル」
そのまんまだと思うんですけど。

違いますかね?








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