【開催報告】おおたなでしこ未来塾 10期 Day.1

2024年8月14日 00:21

こんにちは一般社団法人なでしこ未来塾です。
2024年7月6日群馬県太田市からの委託を受け、女性の為の起業塾である "なでしこ未来塾 10期" が開催されました。参加できなかった方や、これから始まる "おおたなでしこ未来塾" にご興味のある方々へ、会場の雰囲気をnoteにてお伝えしていきます。

はじめに

本年の会場はテクノプラザ太田。会場と合わせて託児環境を併設しどんな環境や状況であっても挑戦できるよう受講者の学びを応援できるよう、毎年パワーアップしていく運営チームと共に"おおたなでしこ未来塾" のスタートが切られました。

会場では緊張した面持ちの受講生達にまずは主催である太田市役所産業政策課参事の伊藤様よりご挨拶をいただきました。10年前から続くこの起業塾の思いや太田市で新たな産業を生み出すサポートを行政としても "おおたなでしこ未来塾" とみなさんの事業を応援していますと10期生へエールをいただきました。

特定創業支援事業について

太田市の支援事業の詳細はこちら

商店リフォーム支援事業および空き店舗対策支援事業　
※令和6年度申請受付中

商店リフォーム支援事業補助金書式　
※令和6年度申請受付中

空き店舗対策家賃支援事業補助金書式　
※令和6年度申請受付中

太田市移住支援金事業

さらに今回は群馬県庁の未来投資・デジタル産業課ご担当の穂坂様もお越しいただき、群馬県としても起業や創業支援に力を入れている事から "おおたなでしこ未来塾" を全面バックアップで応援しているという力強い言葉をいただきました。

6月下旬に群馬県庁にて" ぐんま起業家支援ネットワーク " のキックオフが発表され県内の産業の発展や新たなビジネスの種を応援すべく起業支援情報を公式LINEで発信していることや、10期生のみなさんが最後まで完走しぜひ夢を叶えてほしいという温かいお言葉を頂きました。

群馬県LINE公式アカウントについてはこちら
「群馬県デジタル窓口」受信設定方法（起業支援)

群馬県の創業支援情報はこちら

創業・スタートアップ支援

群馬県が実施する創業支援施策をご紹介

会場では太田市役所産業政策課の伊藤様をはじめ、群馬県庁未来投資・デジタル産業課の穂坂様、講座で講師を務めていただく関東学園大学の中谷教授、太田市議会議員の松浦武志様、長正祐様、八長孝之様、松川翼様、青木雅浩様など多くの方々が挑戦を始める女性たちを応援すべくお越しくださいました。

このような皆様の支援に支えられ「おおたなでしこ未来塾」は女性たち自らの頭の中に思い描く事業を形にするべく全5回の講座がここからスタートしていきます。

１分で自己紹介

講義が始まって間もなく、恒例の自己紹介タイムがスタートしました。実践型起業塾という学びの場を提供する「おおたなでしこ未来塾」では講義をただ聞くだけではなく積極的に参加させていくWSや対話の時間が多いことも特徴の一つです。参加者は自主的に手を挙げ一人1分間の自己紹介を行っていきます。普段の生活ではなかなか経験しないこの場面で、皆さん勇気を出して手をあげ、マイクを持って前に立ち、自分のことを話す姿が最終日にどう変化していくのか受講生の皆さんの成長が楽しみです。

⾃分にとっての起業とは？

Day.1は "自分にとっての起業とは？" というテーマから講義がスタートしました。講師は一般社団法人なでしこ未来塾理事でもあり、WD代表・KENPOKUyoga主宰等31の肩書きを持つ高橋美紀さん。ご自身の様々な経験からをライフラインチャートもとに活動を紹介し、孤育て・理想の母親像・ライフキャリアなど働きたいのに女性に対する社会からの期待や役割をうまくこなせないリアル現実と葛藤に会場内も次第に緊張から共感が広がっていきます。

起業のスタートはヨガマット1枚での起業だったとの事。そこから一歩、一歩着実に実績と行動を積み重ね、今では個人向け・企業向け・自治体向けのビジネスが広がり31の肩書を持つまでに飛躍されていらっしゃいます。

講義中に出てきた言葉 "Connecting the dots (点と点をつなげる)" の言葉の通り、過去の経験がその当時は思いもよらなかったことに活かせること、人生に無駄な経験など無いという事を現実で生きてらっしゃるその姿やお話は、10期の受講生のみならず会場の全ての方に挑戦することの勇気をもらったはずです。

実践型起業塾

聞くだけではなく実践型起業塾ということで、スライドで紹介されていたライフラインチャートを実際に書き、自分を客観的に見て知ることになる内省のワークを実施。時間を決めて取り組む事タイムマネージメントや "自分の好きや得意を言語化しよう" という言語化のワークなど、自己開示とともにペアでの自己紹介にも取り組み学びを実践していきます。心理的安全な場を作るためのルールや傾聴を実践するためのグランドルールを基にお互いのワークを披露しながらの自己紹介に最初は初対面でぎこちなさもありましたが、お互いに一生懸命に取り組む中であっという間に打ち解けられており会場ではあちこちで笑顔が広がっていきます。

卒塾生からの事業紹介

休憩を挟んだのち、8期の卒塾生で今期のメンターでもあるCameron Office 〜tidy and organize〜を運営されるキャメロンこと中畑景子さんの事業紹介から後半は始まりました。

Cameron Office 〜tidy and organize〜

群馬だけでなく栃木や埼玉など県内外の方や企業研修などを行う片付けコンサルタントとして活躍し堂々とした話し方とキラキラしたキャメロンさんですが、その姿からは想像できないほど、産後すぐのワンオペ育児と仕事や家庭、育児の両立に悩み様々な自信を失い自分らしさを無くしていたとのお話から自己紹介が始まります。

ある時4歳のお子さんの一言から片付けで人生を変えて行くと決意し、こんまりメソッドへ行き着き、現在は片付けコンサルタントとして片付けを通して人生を好転させてきた起業ストーリーを紹介してくださいました。

Cameron Office 〜tidy and organize〜
代表　中畑景子（キャメロン）さん
https://www.instagram.com/cameron.konmari/

続いて 9期の卒塾生でpilates studio with を運営する荒川遥さんの事業紹介へと続きます。

pilates studio with

ピラティスをスタートしたきっかけは、ご自身の体調不調からだったとの事。初めはお勤めをしながらスキルを磨き、勢いだけで開業をしフリーランスのインストラクターとして活動はしつつも自宅スタジオでの日々が続く日々。しかし自分のスタジオをOPENするという夢をずっと持っていたため、おおたなでしこ未来塾に応募し夢を叶えようと決意したとのことでした。受講中に変化した事を一つ一つ紹介してくださり、理想を逆算して歩む事で夢を実現化する方法やSNSの運営についても学んだことを実践し、今では新規予約を取らなくても良いほど集客も好調になっていること。さらにDay.5のプレゼンの時に発した事を有言実行し、今年の6月にご自身の念願のマシンピラティスのスタジオをOPENされました。

「とにかく未来を変えたいなら、行動あるのみ！」と10期生へ熱いメッセージ送る姿は、10期生に一番身近な存在であり少し前を歩む起業の先輩へ親近感と憧れが混じるそんな眼差しでみなさんお話を聞かれていらっしゃいました。

pilates studio with
代表荒川遥
https://www.instagram.com/pilates_studio_with/
https://pilates-haru.com/

多様な価値観に出会い、対話を通して互いに成長し合う

卒塾生達の堂々とした姿や事業内容に触発されながら、後半は事業の規模感や頭の中で描いているものを言葉に出していく作業とともに講義は続いていきます。

インプットとアウトプットを短時間に大量に繰り返すことで、経営者に必要な決断力や言語化、そしてこの場はそれを学ぶ場なので、できなくて当たり前だからたくさん失敗しよう！という講師の声でペアワークではタイムキープのベルがなっても賑やかな声が続くほど自分の心の奥に秘めていた挑戦した気持ちや熱意が交わされていました。

対話を通して、話すだけではなく相手にきちんと向き合って聴くこと、さらに聴いてくれる人がいることでより自分自身と向き合いビジネスと向き合う事ができ課題が見えてきたとおっしゃっていた方。会話のキャッチボールをしてくれることで、自分の目指すべき事が見えてきたとおっしゃっていた方。自分自身を出せないでいたけれどこんなにも繋がりを感じ安心して話せたことはなかったのでどんどん行動に移していきたいと、目をキラキラさせて発表してくださる方など、様々な想いを抱えながらこの起業塾に向き合ってくださる受講生の声はより会場全体に広がります。

最後に受講生全員1分で今日をアウトプットしようとマイクがわたります。

Day.1のアウトプット

最初の緊張した表情の自己紹介から打って変わって、たった数時間でしたが受講生の皆さんの目や表情の輝きが増しており、自分の素直な気持ちを話すことができた、いろんな人との対話で新たな視点が持てたなど "おおたなでしこ未来塾 " の挑戦する人の繋がりを感じていただけたDay.1の講座とともに来週のDay.2に向けての宿題も発表され受講生の皆さんがここからどんな成長をしていくのか運営としても非常に楽しみな講義となりました。

今年はDay.1からDay.2の日程がタイトですが、より濃密な時間になる事は間違いないでしょう。実践型起業塾である "おおたなでしこ未来塾" ぜひ10期生の成長をみなさんにも応援いただきながら新しい扉を開いて行きましょう。

一般社団法人なでしこ未来塾
【HP】https://www.nadeshikomiraijuku.or.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/nadeshikomiraijuku/

撮影／執筆：恩田麻央

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