三千円の使いかた〈読了〉
出産後、なかなか本を読むモチベーションになれず。
文字を読むのって相当体力がいる。産前産後って脳みそがフワァ〜🫠っとなってて、頭が全然回らなかった。きっと他にエネルギーを取られていたのかな。人間の体ってすごい。
産後ちょっと落ち着いてきたので、久々にこちらの小説を読もうとしたところ、一気に読んでしまった。
三千円の使いかた
原田ひ香
御厨家の女たちや、その周りの人々の人生が覗けて、面白かった。それぞれ問題があるけど、共感できるものもできないものも含めて興味深かった。
ダメ男と一緒になってしまう、きなり(登場人物)。なんでわざわざ茨の道に行くの?ってモヤッとするけど、ダメンズばかりいっちゃう友達いたなー。
真帆(御厨家長女)の気持ちが分かる。周りが結婚すると色々比べてしまうし、心穏やかで居られなくなるよね。子供の教育費やら老後やら漠然と将来不安になる気持ち、共感過ぎる。
美帆(御厨家次女)の婚約相手、自分だったら結婚はしない。相手の親、どう考えても今後一生お付き合いできない。結婚前の違和感は有耶無耶にせず、大事にしたほうがいい‼️
などなど、感情移入し本の世界にのめり込んでしまった📚節約術というより、自分がどう生きたいか、何を大事にしたいか、考えさせられる本でした。
私はどうしたって他人と比べてしまう、劣等感の塊だなぁと痛感する。もっといい仕事したいし、給料も上げたいし、痩せたいし、物欲収まらないし…感情の浮き沈みのコントロールが大変です。
夫が真面目に仕事をして、浮気せず、家事育児も協力してくれて、優しい。お金持ちではないけど、不自由はない。それだけで幸せかもしれんな〜感謝感謝。と思いつつ、やっぱり真っ黒い感情(金銭欲チャリーーン💰)が見え隠れする😂
他人に自分の人生を任せるのでなく、自分が頑張って幸せ掴み取らないとね。自分が動かなくちゃ。と言いつつソファから一歩たりとも動けないズボラ主婦_(:3 」∠)_お金持ちへの道のりは程遠い…
原田ひ香さんの本は読みやすい。シリーズになっている「ランチ酒」も少し読んだことがあり、続きが気になっていたから、今度購入しようと思います。
そして、また本が読めるモチベーションになれて嬉しい☺️
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