3月 出会えてよかったもの紹介(壮大Ver.)
「好きになりすぎそう」
の感覚が湧いた瞬間って、大抵はその勘が当たっています。
恋愛もそうだけど、わたしの場合この現象が起きるのは音楽においてが多いのですよね。
基本的に、1回目楽曲を聴いた時は「あぁいいな」くらいに留まるのですが、それが派生しすぎる予感が湧くときが、稀にあります。
「…なんかヤバい」と語彙力がなくなるんですよね。
数年前に藤井風をはじめて聴いた時、その感覚が湧いて。
あまりにもヤバそうだったので、聴くのをやめたんですよね。自分を守るために。
守るというのも、わたしは心から好きだと思える音楽に出会った時の打撃が相当大きいのです。
容易に人生を変えてしまうから、危ない。
それはきっと、小さい頃から音楽に救われ、音楽に苦しめられ、それでも音楽が好きだから、自分にとって音楽というものが本当に大きな存在ということなんでしょうね。
その時の自分の選択を後押ししてくるし、感動させてくるし、忘れないようにさせてくる。
言葉と音って、時に刺さりすぎて苦しくなるんですよね。
だから「好きになりすぎそう」と感じても「今じゃない」と思うと、わたしはその音楽を聴くのをやめます。
時を経て数年後…
一人旅の道中に「今だな」と思って藤井風を聴いたんです。
その時の心電図を取ったら、もしかしたらVTくらいにはなっていたかもしれない。←
それくらい音楽との出会いっていうものは、タイミングが大切だと思っています。
この話に、特に結論はないのです。
ただひとつ、藤井風って素晴らしいアーティストだなぁということ。
彼の書いた詩に背中を押され、決意をさせられ、人生を楽しくしてもらった。
「#3月出会えてよかったもの紹介⭐︎」
の、壮大バージョンでした。
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