妊娠３7週〜妊娠て、伝染してゆくのか〜

PCR検査を終え、無事陰性判定を受けたので、予定通り、助産院でのお産ができることになった今。

もういつ出てきてもおかしくないという状況に、３人目とはいえ、やっぱりドキドキしますね。

妊娠ラッシュ

人の意識ってとても面白いもので、自分が妊婦さんになると、やたら妊婦さんとの遭遇率が上がる。

無意識かもしれないけれど、意識ってすごいものですね。

そんな中。
大切な人たちが次々に妊娠する。という。なんとも不思議で嬉しいことが起こっています。

私がマタニティライフを謳歌できたのは、パートナーや母、子供たちはもちろん。

鍼灸師さんや、セラピストさん、お世話になった方々がたくさんいるんです。

身体のケア、心のケア、感性のケア、本当に色んな方にお世話になっています。

臨月に入り、もういつ陣痛がきてもおかしくないと言われるようになって、じっとしていられない私も、さすがに遠出は控えるようになってきました。

だから、いってらっしゃい！無事安泰に産まれることを願っています！
と、見送られることが増えてきました。

さようならではないけれど、毎月お世話になっていた方としばらく会えなくなるのは寂しいものがありますね。

今日も、一人、産後落ち着くまでしばしのお別れをしてきましたが、なんと！！

その方も、妊娠が発覚し、涙。涙。の時間を過ごしてきました。

振り返ると、妊娠した方何人目かしら？
神様の計らいなのかなんなのか、同級生になる子達が気付けば増えています。

イメージってすごいパワーかもしれない

今回の妊娠で、私は、今まで以上に、マタニティライフを楽しんだように思います。

体調も良く、大きなトラブルもなく、とても楽しい毎日を過ごしていたので、お会いするたびに、

「子どもを産むのって、すごくハードルが高くて覚悟できなかったけど、サミーさん見てると、授かりたくなってきた」

そんな風に言ってもらえることが多くて、いかに、妊娠出産、子育てが大変なことなのかばかりが世の中には溢れているんだということを知りました。

たしかに大変なことはたくさんあります。

けれど、それ以上の幸せもたくさんありますし、妊娠という経験から、感じ取れる物も多くて、得るものの多さに感動さえおぼえました。

しかし、２人目までの妊娠中の私は、そんな風に楽しめなくて、変化する不安や、出来ないことが増えていく苛立ちなど、どちらかというと不安定でした。

今回は、自分自身の経験から、どんなことも自分自身がどう捉えるのかで、認識はいくらでも変えられると思えるようになっていて、せっかくならば、辛い、苦しみにフォーカスするよりも、より自分自身が笑顔でいられる方にフォーカスしていたいと意識するようになっていました。

そして、そういう意識というものは、周りに伝わっていくものだと思うんですね。

みんなで、大変だとか、苦しいとか言ってるよりも、笑って過ごす方がやっぱり楽しいじゃないですか。


妊娠出産のイメージがより良く変化してゆくと、妊娠する人が増えたりすることもありえなくない事だと思うんです。

だから、よく見せるのではなくて、自分が幸せだと感じた出来事はどんどん共有していきたいんです。

マメではいけれど、このブログもそんな幸せの共有の１つの手段になっているといいな。

妊娠して得た幸せ

妊娠すると、いつもは自分ごとは自分で解決しようとしてきた私も、周りを巻き込むことになります。

手伝ってもらったり、助けてもらったり、、、

一人ではどうにもならないこともたくさんあります。

だからこそ、頼る。という、とても不得意なことができるようになりました。

それから、パートナーとよく話し合うことが増えました。

妊娠中の性について。とか、普段なら話しづらいようなことを、逃げずに話し合う。

理解しあえないこともたくさんあって、たくさんぶつかりましたが、だんだんとお互いに歩み寄り、わかろうとしたり、自然と分かり合えたり、妊娠のおかげで深まった絆があります。

そして、なんといっても、自分のお腹の中で命が育まれてゆく貴重な経験を、今回は、じっくり味わうことができました。

生きていると、自分はなぜこの世に生まれてきたのだろうと、考えることってありませんか？

私は、ちょくちょくそんなことを考えていましたが、それは、今回の妊娠でお腹の中の子が教えてくれたように思います。

それから、妊娠中できないことばかりではない。ということを再確認できたことも私にとっては、嬉しいことでした。

もちろん。
それぞれの体調によって、制限することもあるかもしれないけれど、私の場合は、今回は、制限することは特になく、自由に過ごしたと思っています。

運動だっていつもとは違うかたちだけどできるし、妊娠中だからできないなんてことは、本当は少ないんだなと実感しています。

気になる方は、自分が納得できるように過ごせばいい。
気にしないなら、それでいい。

そんな、視点でいられたことは、私の心が健やかであれたからこそです。

いよいよ今月は、出産

長い様であっという間だったマタニティライフ。

陣痛がきて、痛いのは怖いけれど、頼もしい助産師たちがいて、楽しみにしてくれてる人たちがいる。

何よりも、この世に生まれてくるんだ！という強い意志の我が子が誕生するんだと思うと、そのお役目をいただけたことに、感謝が溢れてきます。

どうか、このブログが、誰かのお役に立てますように、、、