二陸特(CBT)受験記と3年度の受験資格まとめ

1 はじめに

転職してからもろもろの資格試験を受けてきたところ,まったく体験記を書いていなかったために約1年間更新が止まることとなった。今回は概略これをまとめつつ,本月19日に受けた第二級陸上特殊無線技士(二陸特)CBT試験の受験記を記していく。

2 3年度の受験資格(順不同)

(1)国家公務員総合職採用試験(法律)

無勉強で受験(いつもの)。結果教養専門ともに4割強程度にとどまり,無事に1次不合格となった。

(2)国家公務員一般職採用試験(大卒区分,行政)

いつもの。結果教養6割,専門7割となり,2次試験に進むこととなったが,大学中退入庁1年目で官庁訪問に行ってもまともに相手にされるわけもなく,なかなかメンタルを削られたので2次辞退となった。個人的に専門の選択科目として教育学を推したいところ(今まで受けた学校教育を思い出すと解ける問題が多いため)。

(3)幹部候補生採用試験(航空要員)

いつもの。結果,1次試験は合格したが,2次でも大分落とされる試験を受けに田舎から目黒基地に行くのもかったるいという理由で2次辞退(嘘。本当は先述のとおりメンタルがえぐられたため。)。

(4)測量士補試験

配置部署が割と土木よりだったため受験した。前日夜からひたすら計算問題を抜きにして過去問を回した結果,全28問中18問が合格点とされているところ,17点であえなく撃沈した。やはり計算問題を忌避するのはよくない。

(5)行政書士試験

大学1年次に受験して以来(このときは300点中120点(合格点180点))となる。過去問アプリを通勤時間中に回しながら受験した結果,175点で不合格となった。

(6)2級土木施工管理技士試験

受験動機は測量士補に同じ。こちらは比較的難易度が低いので,過去問を回した結果9割で合格した。

(7)宅建

受験動機は概ね同上。こちらは中途半端に過去問を回した結果,34点合格とされていたところ32点で不合格となった。

(8)航空無線通信士

航空従事者資格(航空通信士)が欲しかったので受験。こちらは無線工学,法規,英語及び電気通信術があるところ,無線工学を1問差で落とし,8月期試験まで資格はお預けとなった。

2 二陸特(CBT試験)受験記

上記のように,本年度はろくに勉強しなかった結果,1問ないし2問差で落とすというろくでもない結果が続いた。このままでは(公務員試験を除き)1勝4敗という情けない状況になるため,やむなく本年2月からCBT試験に移行した二陸特を受験することとした。

(1)試験対策

Web演習サイト(http://2rikutoku.iiyudana.net/)で過去問を解きつつ,収録されていない28年6月期以降の問題を紙に印刷して対策した。なお,二陸特程度であれば,計算問題はあまり出題されず,再出題が多いため,概ね5回分を解けば安定して8~9割程度を取れるようになる。

(2)受験

年度末に最短で受験可能な2週間後の日程を予約したこともあって,東京の会場しか押さえられなかったが,昼でも夜でも受験できるのがCBTの利点なので影響は少ない。問題数は法規と無線工学合わせて24問なので,10分程度で試験を終了させ退出した。

試験終了時にスコアレポートが手渡されたところ,120点満点中95点(合格点は80点(各40点以上))で,各科目1問以上の誤答があることを確認したため,正式な試験結果通知は来ていないが,合格を確信するに至った。

なお,試験申込自体は受験料の払込みを除きオンライン上で完結するが,免許証の交付申請は,収入印紙を申請書に貼付して管轄の総合通信局に郵送する必要がある。工事担任者のときもそうだったが,手数料が50円刻みになっているところ,100円未満の印紙はコンビニで扱いのないことが多いので,この手続についてもオンライン対応して欲しいところ。


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