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クライアントに「無事でよかったですって言えません」って伝えた話。

約2週間前、緊急事態宣言が出る前のこと、
ひとり稼業している取引先に重要な用事がありLINEする。

翌日にきた返事にて
「コロナ疑いで隔離中」ときて、以降、こちらからのメッセージに既読になることもなく。


その相手には、それまでも、ちょっと気になることがあり
心底ハラハラしながらコロナの潜伏期間とされる約10日〜待ってみた。


● LINE → 見ない

● 携帯電話 → 取らない


そして

● 事務所電話 → 『現在使われておりません』


「飛ばれた(決定)」と思った。

ひとり稼業の方だから名刺以上の情報がない。


杜撰な話だが、口約束で仕事を請け負うことは日常茶飯事だ。

ダメ元でその方をわたしに紹介した方に連絡。
その紹介者とも実は面識はなく、知り合いの知り合いの知り合いがデザイナーを探していて、ちょこっと仕事して、そのやり取りをしている間に紹介してもらった人だった(遠い)。


すると、本人から電話がきた。


「隔離中だった。明日退院」と。


◯ 結局陽性ではなかったが、事が事なので、あまり周囲に話していなかった
◯ 隔離中、大きな不安があり、仕事用電話もメールも見てなかった


確かに、現在、地方などで陽性患者が村八分にされるという話を聞く。

わたしの口から、意図せず知人に事態が知れてしまい、それについては申し訳なく思った。


が、

ちょっと、

なんとも言えない感情が渦巻いている。

本人にも正直に「大事に至らず何よりでしたって言える気分になれない」と伝えた。


だが、わたしも同じくひとり稼業で、吹けば飛ぶ零細な存在だ。

そんなわたしが本件から得た教訓

● 身元確認できる人とお仕事をする
● 書面の取り交わしをする(飛ばれたらしょうがないけど)

そして、

自分も身元を明らかにして

安心して仕事に集中できる関係を作る
だ。

因みに、わたしと万が一連絡が取れない時は 株式会社フラッグシステム〈 福岡 薬院 〉まで。夫の会社だ。

この連絡先については、いつも、お仕事を開始させていただく時、案内している。


さかた ようこ

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