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【LEGO校舎紹介】 図書館 by autumn

こんにちは、autumnです。「また、お前か」と思われた方、いるかもしれません。そうです。よろしくお願いします。

ここでは、LEGO校舎の図書館について解説していくわけですが、実は図書館は前回の展示(2019年10月の船場まつり)のあと、一度取り壊されて、作り直されているんです。その作業を行ったのが僕なので、僕がこの記事を書いているわけですが、実はこれを作り直したのは2019年の終わりから、2020年の頭なので、正直ちゃんと覚えていません。まぁうっすらとした記憶から、なんとなく説明していくので、嘘もあるかもしれないです、すみません。
まず、ひとこと言っておくと、この作品もちゃんと設計があり、それに基づいて組み立てているのですが、設計をしたのは僕ではありません。多分72回生の先輩です。僕は組み立てただけの人間ですので、そのことを踏まえて解説を見ていただければと思います。

まず、なんでこの作品を一度壊したかです。
理由としては、たしか強度が全然なかったのと、たぶんちょっと形状が実物と違っていたんですよね。これを見ていて、壊して作り直した方が早くねってなって壊しました。
その時の写真がこちら
まぁ、結果的に作り直してよかったかはかなり怪しいですが…

では、作品を紹介していきましょう。作品の写真と実物の写真を並べてみましょう。
この作品で一番めんどくさかった面白いところはおそらく図書館の入り口のところでしょう。この組み方がなかなか複雑になっていて、強度を出すのが難しかったです。
構造は下の図のようになってます。部室にクリアパーツのプレートがあまりないのでこんな構造になってしまっているんですよね。

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ここでは、設計データから持ってきたので実物とは少し違うような気もしますが大体同じです。多分クリアパーツの右側の方にもテクニックブロック(下の写真参照) がついていて、
扉のところはちゃんと両側から固定されていると思います(手元に作品がないのでわかりませんが…)

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また、左側の固定個所に関しても固定個所をかなり増やしているはずです。さすがに一つだけだと強度的にまずいですからね…


その他に目立つところといえば、階段でしょうか。これに関しては、苦戦したというかなんというか…、強度がなくて、図書館本体との接続も一ポッチだけですからね…よく壊れるんですよ。きっと執筆してる今も壊れてます。まぁどうせ文化祭直前に直すでしょ…。さてでは構想について真面目に解説しましょうか。まぁその前に階段全体の様子を見てもらいましょう。

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これ設計データを実際に組んだらどうなるかみたいなのを作れるstudioの機能(studioの機能に関しては別記事参照)を使ってやった画像なんですが、これ見ると階段の表現すごいいいですよね。まぁじっさいにくんでそうなるかはわからないですが…
ちなみにこの階段から支柱とかを省いた裏面を見ると下の写真のような感じ

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結構わかりにくいですが、まぁ真ん中の列(?)をみると、単純に積んでいるだけじゃなさそうやなとわかるかもしれません。そろそろ流石に構造の説明をしましょうか。

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上の写真は会談の一部を切り取って、適当に色を付けたものです。まず、赤の部分は普通のプレートとなっています。これは、説明するまでもありませんよね。まぁ一応説明しておくと、プレートというのは下の写真のような薄くて、上にポッチのついたパーツです。

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そして黄色の部分は実はプレートではなくタイルになっています。タイルというのは下の写真のようなパーツです。写真からわかるようにタイルには上のポッチがありません!

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つまり、黄色のパーツはその上のパーツと接続していないのです。では、どのパーツと接続しているのかというと、青のパーツです。この青のパーツは、ジャンパープレートというパーツを使用しています。このジャンパープレートは、下の写真のように、タイルの真ん中に、ポッチのあるパーツのことです。

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ここではこの写真の中の一番左のパーツを使用しています。
そして緑のところでは、基本的に普通のパーツを使用しているのですが、過度のところでは普通のプレートではうまく角度をつけることはできないので、ウェッジプレートというパーツを使用しています。


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ここで使用されているのは、一番右のものとそれと左右対称なものです。
ここまで説明してきましたが、皆さんよく上の階段の一部に色を付けた写真を見てください。これウェッジプレートが使われているところよりも外側のところ、内側のところとくっついてないですし、浮いてますよね…。実はこれらは裏でつながっています。さっきの色を付けたのの裏側を見てみると次の写真のようになります。

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黒の部分でつなげています。このパーツはヒンジプレートというパーツで上の丸いところを中心に、曲げることができるようになっているパーツなんです。このパーツ、上の窓を曲げるためにもつかわれています。

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上の写真の黒い部分ですね。まぁLEGO同はこんなに黒のヒンジプレートを保有していないので、実際には少し違う構造になっていて、黒い部分は普通のプレートにして、その下にいろんな色にヒンジプレートを付けて接続し、その部分を見えないように、図書館本体の中に入れてしまっています。
こんな感じで図書館はできています。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。ほかの校舎の記事とかそれ以外の記事も面白いと思うので、ぜひご覧になっていてくださいね~。




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