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【個人作品】JR西日本223系電車 by番翁

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6作品目です。1〜5については前の記事をご覧ください。

本物の車両、JR西日本223系電車は、JR西日本が1993年から2008年まで生産していた電車で、JR西日本の顔とも言える主力車両です。JRに乗ったことがある人なら、「新快速」とか「快速」とかでよく見ることがあるかもしれません、そう、その銀色のやつです。
この形式、JR西日本の主力ということで、(細かい番台は違いますが)西は岡山、東は滋賀、北は福井、南は和歌山まで至るところで活躍しています。そして、その顔(前面)も、主力を名乗るにふさわしいイケメンフェイス!!私も通学などでJRを使いますが、何度見てもこのかっこよさは見飽きないものです……。

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(画像はWikipediaより。223系2000番台)


個人の好みはさておいて、もう少し解説を。今回の作品は、223系の数ある番台の中でも2000番台と呼ばれる種類の車両がモデルになっています。他の番台とどう違うのかと聞かれると、かなり説明が長くなる(多分)のでここでは詳細は割愛します。Wikipediaとか読めばわかると……多分思います。

2000番台は、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線などに投入されています。要は、京阪神間の新快速、快速車両とか、ですね。でも実は、新快速が全部こいつかというと、それは嘘で、例えば同じ223系でも1000番台(顔とかほとんど一緒だけど側面などが微妙に違う)が走っていたり、225系(顔がちょっと違う、同じような銀色の車両)とかが走っていたり……。
まぁ、鉄道オタクでもない限り、自分の乗っている車両が何系の何番台かを気にすることはないと思うので、深く考える必要もないですね。どうしても知りたいという人は、車体側面か、車内前後に貼ってあるプレートを確認してください。223-(2か3で始まる四桁の数)、もしくは222-(2か3で始まる四桁の数)みたいな感じの数字があったなら、まぁ大体223系の2000番台です。どうして222なのに223系なのか、3で始まる四桁の数なのに2000番台なのかは、ここでは割愛させていただきます。

前置きが長くなりましたが、ここからは作品の解説です。総パーツ数は4両で2800弱、サイズは6幅、一両あたり全長が43ポッチ=34.4cm。本物の車両の方は、全幅が2950mm、全長が20000mmなのでやっぱり、1/60程度のスケール。
総設計時間は12時間ほど、実制作時間は10時間弱でしょうか。

以下、作品の写真を掲載します。

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そんなわけで、以下は詳細な内容を書き連ねていきます。例によって、そこまで詳しい情報はいらないよという方は、別の記事にお移りください。

この作品は、これまでの5作品からだいぶ時間をおいて設計した作品です。前面の傾斜の付け方が今までになかった感じなので、お察しいただけるかもしれませんが……。

まず前面から。223系の前面は独特の曲面を持っていて、レゴとして再現する際にも当然重要になってくるポイントなんですが、ここが結構難しい(と、個人的には思う)。
で、結局、横組みにして、端っこはポチスロでいい感じに曲げたのを、全体をヒンジで曲げた感じにしました。ガラス部分にかなり余計な分割線が入っちゃってます。どうなんでしょう、ここは一個のパーツでまとめちゃうべきだったのかも……。でもそれだと窓の分割が再現できなくなるし、なんとも……。
帯は三色、上から白・青・ダークタン。前面の帯はここまで太くない、というかめっちゃ細いのですが、まぁ省略しなくてもそんなに違和感はないかなと思って残してあります。むしろ下手に削った方がヘンな感じになるのかもしれない。

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窓は横組み。窓枠は黒色なので225系とはちゃんと区別できますね。窓横の、あの独特の色は茶色にしておきました。タンのようにも、ダークタンのようにも見えるんですが、茶色だと少し濃すぎる気もするかも……?

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ドアは0.5ポッチずらしで、一部横組。なんか、ほとんどテンプレみたいになっちゃってますね、そしてやはりテンプレみたいに、要改善ポイントでもあります。ドアは総じて0.5ポッチを0.2ポッチに改善できるので……将来の大改造に期待。

パンタグラフがあります。電車ですから、よくあることですね。今までの気動車たちには載っていませんでした。

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残りの屋上機器はそこまで複雑ではなく……。あぁ、そういえばターンテーブルの土台の部分の、新灰を使おうと思っていたんですが、価格が想像の百倍近く(誇張表現ではない)になっていたので諦めました。白色のを載せようかとも思いましたが、見栄えが微妙なので放置してあります。

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以上、こんな感じの223系です。現物もかっこいいですが、レゴの方もかっこいいですね。これはまぁ、自分で苦労して作ったことによるバイアスもかかっているんでしょうけど。


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