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【LEGO校舎紹介】 高校棟 by maru

初めまして、77回生のmaruです。今回はLEGO校舎の高校棟の解説をやっていきたいと思います。

LEGO校舎が前回展示されたのは2019年の10月に行われた船場まつりで、かれこれ1年半ほど部室に放置されていたことになります。その間に倒壊しまくっていたLEGO校舎にしては、高校棟はほぼ完全な状態で今日まで残っていました。知らない内に先輩達が直してくれたのかもしれません。
高校棟も設計図がちゃんとあるのですが、設計では校舎とくっ付いてた屋根が取り外し可能になったり、かなり変更点があります。そこも含めて解説していこうと思います。

高校棟の全体図は下の画像のような感じです。これは南側(第一グラウンド側)から見た写真ですね。

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全体的に中学棟とかと比べても強度などがしっかりしており、だから壊れずに残っていたのかもしれません。

まず屋根です。先程もちょっと言ったんですが、設計図と違って屋根は取り外せるようになってます。実物の方の屋根を外すとこんな感じです。

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中のカラフルなブロックやプレート達は補強です。校舎自体そんなに強い構造でもないので、ガッチリ補強がしてあります。
手前の上のタイルの部分が、設計ではプレートになっており、屋根がくっ付いていました。屋根の裏は凸凹がちょうどハマるようになっており、簡単に取り外すことができます。中の補強などを作る時に簡単に取り外せた方が楽だったから外せるようにしたんじゃないかな〜と勝手に思ってます。実際助かってますし。

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また、このように教室部分とそれ以外の部分に外れるようになっており、教室以外の部分に教室部分が乗ってるような形となっています。

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次は窓です。窓に関しても中学棟に比べて高校棟は多少凝った作りになっており、窓は北側と南側で構造がちょっと違っています。それぞれ下の図のようになっていて、こちらが北側で

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こちらが南側です。

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これを窓単体で取り出すと、南側は、

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このようになっていて北側が

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このようになっています。これがそれぞれ横と縦にいくつも積み重なっているようなものだと考えてください。
南側はブロックを積んでるだけでそこまで複雑な構造でもないので、北側の窓を解説していきます。北側の窓を分かりやすく分解したものがこちらです。

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…とまあ、こんな感じになっています。
図を見てもらうと分かるのですが、ここにはヘッドライトというパーツ(図では赤色とオレンジ色のパーツ)が使われており、このパーツはポッチ(ブロックの上の丸く突き出た部分)の向きを変えるときに多用されます。
窓の話に戻ると、このヘッドライトというパーツを複数組み合わせることによって側面にプレートとタイルを付け、側面のプレートを経由して窓のクリアパーツが付けられています。


高校棟の構造はこんな感じです。ここまで読んでいただきありがとうございました!他にもLEGO校舎の他の棟や、個人作品の記事がありますので読んで下さると部員が喜びます。実物は来年以降も(おそらく)展示してあるので、是非実物を見に来て下さいね〜。

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