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マジックで遊ぶことは、憧れの一つでした。

まえがき


晴れる屋さんで、「あなたとマジックのこれまで」というテーマで記事を書こうキャンペーンをやっているのを目にしたので、これを機に書いてみることにしました。改めて思い出してみると自分が「マジック」という物の存在を知り、実際に始めるまで紆余曲折あったなと・・・いうメモの意味も込めて記録に残したいと思います。

1、マジックというものが何か分からなかった小学生時代

自分がカードゲームを始めたのは今から約25年前、小学生の時だ。クラスで流行ったポケモンカード、遊戯王、ビーダマンカードを買って友人の家で遊んでいた。公園の多い団地に住んでいたため、放課後は公園のベンチでお互いがデッキを持ち寄ってルールが曖昧なまま暗くなるまで遊び続けていた。

そんな生活が続き、小学5年生の時、T県S市にあるよく行くサティのゲーム屋で、この商品に出会う。

『基本セット第7版』入門セットである。当時は何を思ったか表紙に描いてある怪物がものすごくカッコよく見えたのだ。今まで自分がやっていたカードとまた違った神々しさを子供ながらに感じていた。なんというかオシャレで、大人な雰囲気だ(?)

父にお願いし買ってもらったものの、周りにこの得体のしれないカードゲームをやっている友達はおらず、当時の自分はルールを理解することすらままならなかった。オマケでついていたCD-ROMを起動させた記憶はない。

当時印象的だったカード。絵は覚えていない

カードの絵ばかり眺めており、対戦はしたことはなかった。このカードで遊べる友人もいなかったので、このカード達は押入れに仕舞われることになる。

それからしばらくして、近所のアピタにあるカードコーナーで、このパックと出会うことになる。

『トーメント』だ。表紙にカッコいいドラキュラみたいな怪物が描いてあって、子供心に訴えてくるカッコ良さだった。昔はアピタに買い物に行く度に遊戯王カードを買ってもらえたので、ある時そこに混ぜるようにしてこのパックを買ってもらいました。中に入っていたカードは思い出せないが、時たま光輝いたカードが入っていて、大事にしていた記憶があります。

いつかこのカードゲームで遊んでみたいな、という気持ちは芽生えていました。

2、マジックというものを意識しなかった中高時代

今からでは考えられないかもしれないが、中高は部活中心で、友人と合間に遊戯王やデュエルマスターズで少し遊ぶ程度だった。部活が落ち着いた高3の頃だっただろうか、友人の好きなパソコンゲームがカードゲームになるので、体験会についてきて欲しいと言われヴァイスシュヴァルツを始めた。

中高6年間はマジックというものを意識することはなかった。

3、カードゲームにハマった大学生時代、マジックとの再会

大学生になり、石川県で一人暮らしを始めた。クラスでたまたま席が隣になった友人がデュエルマスターズをしており、一緒に遊ぶことになった。また高3の時に知り合った関西のカードプレイヤーが大学の先輩としていたため、よく一緒にヴァイスシュヴァルツをしていました。
大学の近くにカードショップとゲーム屋さんの中にデュエルスペースがあるお店があったのでカードゲームで遊ぶ場所には困りませんでした。

ある時、クラスの友人と3人で大学から少し離れたリサイクルショップのカードコーナーに行きました。そこでこのパックを発見します。

『基本セット2010』だ。久しぶりのマジックとの再会。だが、大学1年の自分にはお金が無かった。まだバイトも始めていなかったのだ。そこで自分は友人に購入を勧め、パック開封を見せてもらった。当時mixiというSNS的な日記投稿サービスが流行っており、色々なカードの情報を見ることが好きだった。友人がその時当てたカードも知っていた。

≪悪斬の天使≫である。友人に大当たりであることを伝えると友人も大喜びだった。その友人は引きが強く。このカードを2枚持っていたと思う。

そこからしばらくして同じ店に同じ友人と行きました。
そして出会ったのがこのパック・・・

『ゼンディカー』だ。ただ先ほどのパックの発売から日がそう経っていない。そう、またまたお金が無かった(笑) 友人にパック購入を勧め、またもやいくつかのフェッチランドを引いていた。引きが強い。

『ワールドウェイク』でも同様に、友人がパックを開けてこのカードを引いた話は割愛させていただきます。

大学2年になりバイトも始め、少しお金に余裕ができたものの、マジックを始めることは大学生の内はなく、他のカードゲームをひたすらに遊び続けた。ですが、マジックへの憧れは心に秘めていました。

4、ついにマジックを始める

ここまで読んでくださった人はもう思っているでしょう。いつマジックするんだっ!小学生の時に出会ってから何年経っているんだ!!!

ついに始めました。このパックが発売されたからです。

『タルキール覇王譚』である。当時Twitterで、このパックの中にフェッチランドという強いカードが再録されたぞという話題で、一時期祭り状態だった。
パックを剥くきっかけも出来て、会社員2年目ということもあり少し自由に使えるお金もあったので、今まで始めたい・カードをたくさん買いたいという想い止まりだったマジックをこのタイミングで始めることに。

さらにネットで世界選手権2014を見てシャハール・シェンハー選手の活躍を見てマジックの競技の世界への憧れを強めていきました。たまたま当選したキャンペーンでシャハール・シェンハー選手直筆サイン入りプレイマットが当選したことも嬉しく、モチベーションアップに繋がりました。

しかし、会社員になってから非常に忙しく2019年までは、たまにデッキを組んでGPに行っては惨敗し続けるという、だらだらとしたマジックとの関わりでした。

2019年ももう終わるというタイミングで転職することになり、今までの仕事よりもプライベートの時間が増やせそうだったので、競技マジックの世界に飛び込むことにしました。

そして望外の結果を得ることになります。

5、今後のマジックとの関わり方

今でも競技マジックにドっぷりハマっています。他のカードゲームでも遊んでいますが、マジックの競技シーンの魅力・商品の魅力は何にも代えがたいものです。ここ2、3年で幸いなことに非常に多くのマジック友達と知り合わせていただくことができ、日々のマジックライフを楽しく満喫しています。

ビッグタイトルの獲得、世界選手権でのプレイそして優勝を目標にしながら楽しくマジックを続けていければと思っています。

6、おわりに

ここまで駆け足で書いてきました。もっと詳細な事や、その時の気持ちの変化とかも多々あるのですがエピソード等を書きだしたら数万字越えになりそうなので割愛とさせていただきます。 ここまで見ていただいてありがとうございました! ではっ!


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