素質
優斗が3歳を過ぎると外で一緒にサッカーをする事が多くなりました。
毎回30分程度と短い時間だったのですが、私もサッカーをしていたので、かなり早い段階で彼の素質に気が付くことが出来たと思っています。
1.体の中心にボールを置いてボールを動かす事が出来ていた
一般的な3歳児は、体の中心でボールをとらえる事が出来ずボールが自分から逃げていってしまい、自分の近くからいなくなってしまうので足でボールを扱うのが面白くなくなると思っています。優斗は、教えてもいないのにそれが出来ていたのでボールを扱うことが面白く上達に繋がったと思います。
2.ボールを触るときに他の子より目線が下がらずに腰がすわっていた
ボールを運ぶ時の安定感と進む方向の判断が他の子とは違いました。
3.サイドキックを狙って蹴れる
大抵の3歳児にボールを蹴らせると足首の固定と当てる場所を上手に選べずにサイドキックの狙いが定まりません。それは当然の事です。ですが、優斗は、両足のサイドキックを狙って蹴れていました。
というように、3歳にしては、教えてもいないのに出来ている事が多かったです。
これを言うと変な目で見られる事が多いのですが、
サッカー歴35年、小学生の指導歴13年の私。
3歳から6歳の子供をみて素質を見抜く事が出来ます。
この子は何を持ってるなってね。
ただ、持っている子が良い選手になるのかというと、そういうわけではないのです。
良い選手になる為には必要不可欠な事があるんですよね。
ま、それは追々の話という事で。。。
余談ですが、
通算で11試合出場したガンバ大阪U-23の監督さんに「長尾の武器は、サイドキックや。」と言っていただいた事があると優斗から聞きました。
その時、
「お父さんと小さいときにずっと蹴る練習してたからやな」
と嬉しいことを言ってくれたんですよ。
嬉しかったんですけど、はっきりと伝えました。
「違うで、それは優斗が持ってたものやってんで。」
ってね。
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