阪神JF回顧

予想、馬券回顧
先週に続き大撃沈。
混戦ということもあったので穴馬にもチャンスはある見立てで、
結果穴馬は2頭激走していたので選択の読みは当たっていたがそもそも上位評価した馬は全くだった。
本命対抗に推した2頭だがなんで溜めないんだなんて野暮なことを言うつもりはないが、
流石にあのペースにも関わらず中盤から促しすぎ。
リバティアイランド、ラヴェルといった強力な馬が後ろに控えていたので切れ味勝負では分が悪いと思いそうしたのはわかるのだが。
流石にペースが早すぎであのペースを好位追走かつ4角で促して先頭馬群に取り付いての競馬はやりすぎ。
特にキタウイングに関してはいくら血統的に追走が早まっても対応できるとはいえ前走と5秒以上のギャップは馬が対応できるはずもなく大敗。
もう少しペース身体で感じながら競馬をしてほしいが、G1であまり良績の無い騎手にそこまで言っても仕方のないところなので選んだ私が悪かった。

レース回顧
12.1-10.5-11.1-11.5-11.8-11.1-12.5-12.5
33.7-23.3-36.1

序盤から流れに流れ続けたハイペース戦。
前半5F通過タイムは阪神JF史上最速で、コース改修以降2歳戦では2番目に早い通過タイムだった。
流石にここまで行くと異常なペースで逃げ馬だけがそのラップを刻んでいたならまだしも、
後続も割とそれに付き合っていたのが印象的だった。
このようなハイペースで残られるはずも無く前で競馬した組は全滅。
ラストの上がり4Fが何れも12.5とかかっており、ダート短距離戦の様な形となった。

勝ったリバティアイランドは急流も勝負どころではある程度促し加減で追走し、ハイペースを全く苦にする様子はなかった。
新馬、アルテミスとスローの上がり勝負での能力を発揮し真逆の競馬となった今回も問題なく勝利。
現状では桜花賞最有力で牙城を崩せる馬はいないように思える。

2着シンリョクカは新馬のパフォーマンスは高く印こそ回せなかったが結果にはあまり驚かなかったが、
この馬も勝ち馬と同様にスローとハイペース両方で結果を残せたのは先が明るい。
また、道中の位置取りも通過順は4角8番手だが好位追走で競馬を進めていたので字面よりタフな内容。
小柄な馬なので反動が怖いが、見た目以上に強い内容なので次走以降も注目。

3着はドゥアイズはハイペースに乗じて来た印象だが、このペースでも来られたのは母方のダンチヒが活きたのだろう。

4着アルマデローサは前走の手応えが嘘の様でペースと番手を考えれば大健闘の4着。
1400mなら楽に世代重賞は取れるだろうしこれだけ走るならマイルでも今後十分活躍できる。

5着以下は本命だったキタウイング含め前で追走した組も軽視せずに評価は保留とすべき、
それだけのハイペースだった。

それで言うとサンティーテソーロの7着は優秀で、
鞍上はゆくゆくは1200mと言っていたが無理にそうする必要もなく、世代戦であれば1600mは許容範囲。
少し前にいた、コントラチェックの様に中山の1800mでも面白いと思う。

最後に大敗したラヴェルだが、
当noteで再三記載しているように例に漏れずキタサンブラック産駒の典型的な負け方。
ここまでペースが上がるとも思わずに3番手に評価はしていたがペースの急上昇には基本的に耐えられない。
これ以上の追走ペースで今後走ることはないのでこの敗戦も次走以降立て直してくるだろう。
ナミュール同様にオークスで面白い存在に思う。

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