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思ったよりもひどかった…。

12日の朝に転んで痛めた左足があまりにも痛かったので、
朝一に急患で、地元の整形外科に立ち寄った。

8時半位に行ったのに、す、凄い! 凄い混んでいる!

あまりにもひどい腫れように、通常の離れていた待合室の椅子に腰かけず、受付の近くにある補助椅子を用意してくれ渡された書類を記入した。

整形外科の年齢層は幅広い。幼稚園くらいの子どもからお年寄りまで。
ぐるっと見回してみて、わたし以上に痛そうにしてる人はあまりいなかった。
いや、単なる痛かったので、わたしの思い込みかもしれない。

唯一の救いは歩かなければ痛くない。

書類の記入が終わり、労災の説明、その後、しばらくするとレントゲン技師の方が迎えに来た。
「この台の上に足を載せて下さい。」

両足をベッドの上にあげるとあれっ?左足だけだと思ったけど、
右足も赤く腫れているのを発見。

「あ! 右も腫れてるみたいです。」

押して確認すると、やっぱりちょっと痛かった。
転んだ時、右も捻ったようだ。

とりあえず、両足を撮影。その後、診察室に呼ばれた。
病院で借りた松葉杖で診察室へ向かうと真面目そうな先生が待っていた。
「骨折れてますか?」
「折れてはいませんが、靭帯が沢山ある所だから、そこを痛めたようですね。でも、骨折よりひどい場合もありますよ。」
「これ、正にひどいですよね(泣)」
「そうですね。」

ベッドの上に乗り、足を伸ばし、左足を固定する型を作る作業を開始された。何か歯医者での型作りに似てる気がした。

「明日も来れますか?様子を見たいので来てくださいね。」
「はい。」
「痛み止めいりますか?」
「下さい!」

思った以上にひどい怪我だったらしく、偶に、転ぶがそこまではいかないわたしとしては、かなり驚いていた。

しみじみと先生に言うわたし
「そんなにひどかったんですね~」
「結構ひどいですね。全治2週間かな。」
「バイク乗れますか?」
「やめといた方が良いね。」
「あー、駄目ですかぁ・・・」

通常、痛めるのは足首が多いらしい。実際、26年前に足首を歩道の溝で
捻って、足首にひびが入ったことがある。
その時は、ギプスして自転車で通学してた思い出がある。

バイクだと信号待ちなどの停車中、足でバイクを支えるので
つま先だけでも痛い私には酷である。
本当なら子宮がん検診、買い物、免許更新、ストレス発散!?で
運転をしたかったけれど、全部、延期となった。

診察が終わるとリハビリテーションの案内があるので、
再度、待合室に松葉杖で戻った。
周りを見渡すとあんまり松葉杖使用の人がいない。
強いて言えば、マイ杖を持った高齢者の方だろうか。

名前を呼ばれ、呼ばれた方が、わたしのリュックサックを
持ってくれて、リハビリ室に通された。

奥にあるリハビリ室は思ったより広かった。
その中に沢山のリハビリの先生たちが患者さんの相手をしていた。
多分、ベッドは10台以上あるだろう。

わたしは、その右端のベッドがある一角に通され、
まず始まったのは包帯の巻き方だった。
聞く所によると、お風呂に入る以外は台紙を包帯で
ぐるぐる巻きにして固定しないと治りにくいとのこと。
なので、包帯は自分で毎日巻かないといけないとのことだった。

わたしは物覚えが悪いので、一度、教えてもらった後、
先生にお願いして動画で包帯の巻き方を撮影した。

それから自ら先生の前で包帯を巻いてみる。
下手な包帯裁きを褒めてくれる理学療法士の先生。
褒めてもらうと自信になるけど、照れるぞ。

久しぶりに包帯を巻くなんて思いもしなかった。

それが終わると長椅子に案内され、アイシング。
自宅でアイシングをする方法の紙を渡され、
別の療法士さんがアイシングをしてくれタイマーで10分。

終了すると前の理学療法士の先生が戻ってきて
綺麗に包帯を巻いてくれて、そして松葉杖の指導。
わきで動かすのではなく、握っている腕で動いてほしいとのこと。
更に左足を先に歩き、右足は揃える。
1歩、2歩じゃなく、両足で1歩ずつだった。

歩くのだけは速いわたしにとっては、超苦痛。
ついつい右足が前に出てしまったりしていると
「もしかして、せっかちですか?」
と、理学療法士の先生に言われてしまい
「はい…」と、素直に答えてしまった。

病院に入ったのが8時40分頃。終了したのが11時半過ぎ。
こんなにも時間がかかるとは思いもしなかった。
更に真下のドラッグストアで飲み薬とシップを頂いた。

そして、そのまま会社に向かった。

電車の中で、寄っかかりながら立っていると、
小学校の男の子が、席を譲ってくれるのことで
立っているわたしの所まで来てくれた。
いつもならわたしが声を掛ける方だけど、
今度はわたしの番か。と思い
「ありがとうございます。」と、言いながら、座席に向かった。

新宿駅に降りるとそこでもたくさんの階段があり、
松葉杖を畳み手すりを持ちながら階段を下りた。
そして、会社のオフィスへ向かった。

お昼は仕事をしてはいけない時間だと言う事を忘れていたので、
いつも行く常連の店の定食を食べに行った。

いきなり松葉杖のわたしを見て誰もが驚く。
松葉杖だけで相当大きな病気と思われてしまうから。

会社ではみんなが驚き、気を遣ってくれた。
あんなに走り回っていたのに。
お昼ご飯後に処方されたロキソニンを飲んだので
気が付くと松葉づえなしで歩いていたが、
薬の効用で痛みが一時的に抜けていた。
わたしより同僚たちが心配していたが、あっけらかんになるしかない。

早く治るように頑張ってリハビリするしかない。

一番のネックは、雨だ。わたしの足で徒歩10分までの駅は、相当速く歩く。
松葉杖の場合、おそらく2倍の20分。更に、雨。

ちょっとした試練だけれど、負けずに頑張る!
これを超えたらその後にいいことがある事を願って!

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