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誇れる後輩たち

先日、私の母校である東洋大学の後輩が関東大学リーグで初優勝しました!
創部10年目にしての快挙!それだけでなく、皇后杯の関東大会も優勝!すごい🥳

母校の大商学園がインターハイで優勝した時は高校サッカーについて書きましたが、今回は大学サッカーを振り返ってみようと思います。

大学サッカーを一言で振り返ると「楽し過ぎた」に尽きます。

大学サッカーが学生最後のカテゴリー。
高校とはまた違う楽しさがあったけど、やっぱり同じ年代の仲間と一つの目標に本気で向かって一つになれる楽しさは学生にしかないことだと思う。
同じ「日本一」に向けて色んな部分で切磋琢磨出来ることに楽しさを感じていました。

東洋大学体育会サッカー部女子部は群馬県にキャンパスがあり、周りは田んぼばかりでとてものどかな場所でした。
全寮制の寮は学校の敷地内にあり、いつでも使える専用グラウンド、超音波や、交代浴のできるお風呂の完備、環境抜群の中でサッカーをやらせてもらっていました。
ほんとに恵まれてたなぁ、と思います。

全寮制だから毎日チームメイトと同じ屋根の下でずっーと一緒にいました。
もう家族ですね。
東洋の良さ、強さはここの部分が大きいんじゃないかな、と思います。
オンでもオフでもとにかく一緒。
嫌なことも嬉しいことも全て仲間と共有。
一人になりたくなる時もあったけど、すぐそばに笑い合う仲間を見ると何か自然と心が落ち着いたり、もう頑張れないかも、と思う時もすぐ横で頑張る同部屋がいたり。

自分の目には常に刺激を与えてくれる人達が映っていて奮い立たせてもらっていました。

学年で一つの部屋に集まって、チームで今何が良くないのか、練習を高める為に自分達の出来ることは何か、そんなことをみんなで考える時間がどこのチームよりも多かったと思う。(イベントとかカウントダウン動画の話し合いも多め🤭)

時にはこの話し合い意味ないんじゃないか、と思うこともあったけど、その時間がないと生み出されないことや、仲間の知らない部分を知ることが出来る時間でもあり、その積み重ねが大切だということがを感じました。

「一緒に闘う仲間って本当に大切」って何回も感じたのが大学サッカーです。

もちろんそこにはスタッフやトレーナー、東洋に関わる全ての仲間が最高でした。
良い組織作りはチームに関わる人全員の意識が大事だし、選手だけでは一体感は生み出せない。
東洋は一人一人のチームに対する帰属意識が高く、だからこそ「チームのために」という意識で動ける集団だったと思う。

強いチーム、良い組織にするためにはまず、心から「このチームが好き」と思えないといけないと思う。
その思いが一つ一つの行動につながってくる。
そのためにチームメイトと、スタッフと、トレーナーと良い関係性を築いていく。

それは日頃のコミュニケーションや、お互いを理解し尊重し合うところから。
チームメイト一人一人のことをよく理解しているからこそ、お互いの日頃の努力が刺激になるし、それがまた自分のエネルギーになり、また誰かに刺激を与えるといった好循環になってくる。
それが組織の中で充満すると最強の集団になると思う。

それが東洋の作り出している良さなんじゃないかな、と思う。

そういう良さっていうのはどのカテゴリーになっても変わらず大事なことだし、チームスポーツであるサッカーで組織に所属して上を目指している以上、大事にしていかないといけないことだと思う。
高校だから、大学だから、じゃなくて今所属しているチームの中で良い組織にするために自分ができることを全力で取り組んでいかないと、と常々思う。

東洋はもちろんサッカーでの個の能力もすごく高く、東洋のサッカー自体が人もボールも流動的に動いて一人一人の良さが引き出されるような楽しいサッカーだった。
個人、チームの持っているレベルの高いものをピッチ上で出せるっていうのも組織の良さから来るものでもあると思う。
だからサッカーでのレベルアップも、組織づくりに対しても日本一のチームになるための努力が必要。

優勝するってなかなかできないことだし、大好きな仲間と喜びを分かち合うことだってたくさんあるわけじゃない。
遠いところからだけど、そういう姿をたくさん見せてくれる東洋の後輩たちは本当に誇れる存在だし、刺激を与えてくれる存在。
自分も負けずに努力して、結果を出してたくさん刺激を与えていきたい、と思わせてくれる。

母校の功績はとても嬉しいこと。
あとは一番の目標である「インカレ日本一」。
そこに向けて何に対しても向き合って努力して掴み取って欲しい。
今しか味わえない楽しさを全て、毎日毎日噛み締めて頑張れ!東洋!

自分も負けないよ!


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