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前澤さんの「MZDAO」に入った結果、「DAO」の理解が一層と深まりました。

最近になって「仮想通貨」を、「暗号資産」と流暢に言えるようになった、なっちょです。国内で勃興した2017年では、至るところで「仮想通貨」と叫ばれていたことが懐かしいです。

さて9月から学びのために、前澤さんのMZDAOの初期メンバーとなりました。

「DAO」は暗号資産の基盤であるブロックチェーンを活用したイメージしかなかったのですが、いざ案内文を読んでみると、とても魅力的な計画だったため興味が湧いて入りました。

結果的にコミュニティ内ではDAOについて学ぶ点が多く、半月以上たった今も「入って良かった!」と心から言えます。

まさに「現在DAOについて学んでいます!」という方にうってつけだと思います。

DAOを調べてみると、横文字あるいは中国語並みの漢字がガッツリ並んでおり、本を呼んでも動画を視聴しても、なかなかイメージが湧かないものです。

そんな時は頭で考えるのではなく、体でぶつかっていくことも1つの手だと思います。ただ実際にDAOがどのような動きをしているのか見えないため、やはり不安はつきものです。

私もまだまだ研究中ではありますが、これまでの学びを振り返りながら解説していきます。

ただあくまでも「DAOにかかわるならMZDAOが絶対に良い」といった妄信的なものではありません。

DAOに感心のある方にとって、参考になればうれしいです。

DAOとは特定の所有者や管理者がおらずに自走できる組織である

DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは日本語で「分散型自律組織」と呼ばれています。
つまり「管理者がいなくとも滞りなく運営されている組織」をいいます。

分散型自立組織の反対は「中央集権型組織」で、権力を中央に集中する組織です。昔の王朝や帝国などは中央集権型といえます。
もっと身近に例えると、パソコンのシステムです。
会社によってはオフィスに行くとサーバがあって、各デスクにパソコンがあります。クラウドやレンタルサーバをお使いの会社も多いため、見たことがないかもしれません。
要するに大切な情報が一箇所に集まっているということです。

「中央にいる人や機器にロケットが打ち込まれたら組織すべてが終わる」状態が中央集権型です

管理者やサーバにウィルスが入っては組織全体に悪影響がでるため、セキュリティに莫大なお金を払われているのです。

銀行の金庫(サーバ)と口座(クライアント)に分けられる、現在の銀行も同じことがいえると感じます。

会社なら社長がいて、受け取った収入を様々な手当や保険をつけてくれた上で社員に分配してくれます。
体制も様々なため完全な中央集権とはいえませんが、管理者=社長がいないと組織は自走できません。

自律的といえず、依存し合う構造です。

分散型自律組織は異なります。

みんなで考えた企画や商売があったとして、予め取り決めをしていたり、システムで自動的に分配されるように設定されていたら、もし利益が出た場合に管理者が不在でも平等に対価を受け取ることができます。

「管理者不在のシステムが、滞りなく運営されるための管理者」は存在するかも知れませんが、誰が上とか下とか、そんな世界ではありません。

みんな自律して大切な情報を管理し、組織に貢献している構図です。

(人)機器に不具合が生じても、別の人(機器)が等しく大切な情報を持っているため組織は運営される

ただしリーダーの不在や、責任の所在の不特定から、いざ外から見ると、どこか頼りない感じあることも否めません。

この点は以前から問題視されていましたが、現在動いているブロックチェーンプロジェクトやコミュニティで長く運営できている組織があるので、その組織の手法によって克服できているのではないかと考えます。

技術が進歩したから、分散型自律組織ができたと思われるかもしれません。

ただ私は技術だけではなく、人のマインドも成長したからこそ自律的に管理できるのだと思います。システムも結局は人がつくりあげるものですからね。

喜びも迷いも包み隠さない、非公開のコミュニティに臨場感

基本的にMZDAO内で語られている内容は外に漏らしてはなりません。
もちろん家族や友人にも禁句です。
「これはOKです!発信して大丈夫です。」というものは大丈夫ですが、わずかです。

毎日のように前澤さんから発信される記事を読むと、今の想いを赤裸々に書かれていることに臨場感が走ります。
自分が使っているパソコンの先に前澤さんがいるのではと、疑いたくなるような距離感です。

また組織の意思決定の投票制度もあり、投票を終えると全体の回答数がグラフで表示されます。
22万人いるメンバーが投票をする形式は新鮮で、自分の判断が多数派なのか、少数派なのかを知れる機会になります。
記事に対するコメントも匿名のため安心です。

基本的にコミュニティ内では匿名で参加できるので、身バレしたくない方や豆腐メンタルな方でも安心して参加できるのです。

運営者の心遣いと熱意を身近に感じられる、貴重な体験ができます。

「組織に期待」ではなく、「自律的に前のめりで楽しむ」

DAOをネットや本で調べれば沢山でてきますが、やはり本質まで理解することは難しいと思います。
専門用語も飛び交うため、なにも知らない状態からの勉強は困難です。
DAOには拡張性があって成長する余白を秘めているため、今日学んだことが明日には変わっているかも知れません。
結局はどこもかしこも実験・研究段階で、理解しきった人も少ないでしょう。

学んでみて理解に苦しむときは、巨人の肩に立って体感しながら楽しく勉強できるかもしれません。

なかなか機会に触れることのない分散型自律組織。

飛び込んでみたらおもしろい世界が待っているかもしれません。

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