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私を変えてくれた一つのnote


 2年前の夏頃から『自分って何だろう』『私の本当にやりたい事はなんなんだろう』と考えるようになった。
 その中で母親との関係を深く考える様になり、自分の思いはちゃんと伝えようと頑張ってはいた。

 例えば。
 母親から必要のないものを送りつけられたら、送り返す。
 親戚が多く集まる時期には実家に行かない。
 行動に移せた時には、ほんの一瞬スカッとするのだが、後々罪悪感に苛まれる毎日。
 盆に正月に顔を出さない私はまた、親戚にコソコソ悪口を言われているのではないか気にしてしまう。

 自分の気持ちを母に伝えた後、母からの連絡が一切途絶えるのも、悲しい気持ちになってしまう。

 なにか新しい職種にチャレンジしようと、未知の領域の仕事に飛び込んではみたものの、長くは続けられなく、しまいには職場でパワハラを受けてしまう。

 結婚する時に母親に言われた『(正社員)の仕事を3年やそこらで辞めて』という言葉が、ますます重荷になっていく。

 何をやっても続かない。私はダメな人間なんだ。誰かに言われた訳でもないのに、自分で自分を傷つけてしまう。いつもなら平気な事が、単純なミスを繰り返してしまう。
 この頃は、忘れていた子どもの頃の辛い記憶がいきなりボンっと思い出したり不安になる事も多かった。

 感情のコントロールができない。
 どんどん視野が狭くなるのが自分でわかっていた。
 何とかしなきゃ。
 不安で押しつぶされそうな時に、一つのnoteに出会ったのだ。

ストレスで身体を壊したら親子関係が原因だったので心理カウンセリングを受けた話|心に毛を生やせ!@よしくら @wwkokoroooo #note

 吉倉たまさんの「心理カウンセリングを受けた」話を読んだとき、視野が徐々に狭くなっていく自分を、自分の感情におぼれそうな自分を助け出してくれた気がした。

 心理カウンセリングを受けたいと思ってはいたが、初めての事なので不安な面も多く、ただでさえ不安な毎日なのに、もしカウンセリングで失敗したら私はどうなってしまうのだろうという気持ちでいた。

 そんな時、吉倉さんのnoteにはカウンセリングを受ける際の実際の心の動きや揺れ、不安な面ももちろんある事、でも徐々にカウンセリングで不安が和らぎ、心が穏やかになっていく様が事細かに描かれていた。

 私にもできるだろうか。でもやってみたい。カウンセリングに行ってみたい。何かが変わるのか、分からないけれど。

 そう心で決めて、心理カウンセリングを受けることにした。

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