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たぶん私フェミニストじゃん


フェミニストって言葉、
なんとなく耳にはしていたけど
具体的に説明出来るほど
よく理解はしていなくて調べてみた。

簡単に言うと男女平等を謳う人
性差別に影響されず、万人が平等な権利を
行使できる社会の実現を目的とする思想のこと

性別や人種をベースにして
人と接することがない人を
「フェミニスト」と呼ぶらしいです。

ネット上で、女性の権利を守るあまり
男女平等や男尊女卑反対を強く訴えた結果
それは男性差別ではないか?と感じる人を
よく見かける気がして。
私はそういう自分ばかり不幸だと大声で語る
人間が大嫌いなんだけど、フェミニストは
男性と同等の権利を主張することだから
男性の平等性も大事にしているみたい。

なんとなく、考え方や嗜好をカテゴライズした
言葉って大袈裟で煙たく感じて
あまり好きでは無かったから
きちんと理解出来てなかったけど、
たぶん私フェミニストじゃんって思った。

フェミニストの女性著名人たちの語った
言葉の中でザラ・ラーソンさんの言葉が
個人的にすごく良かった。

「毎日通りに出て『私はフェミニストなんですっ!』って叫べってことじゃないんです。ただ、誰かが性や人種にまつわる差別的なジョークとかを言った時に、『それ面白くないよ』って言うってことです。もちろん、“退屈なヤツ”になるのは簡単なことじゃないのは分かります。でも私は“愚か者”になるくらいなら“退屈なヤツ”になりますよ」– ザラ・ラーソン

反対運動や、デモって実際のところ
遠い世界というか縁のないことじゃない?
デモに参加してる方々からしたら、
そういう他人事だという思考が〜とか
言われちゃうのかもしれないけど
ぶっちゃけ毎日の仕事のことや友達や家族
大切な人のことや生活のこと
生きていく上でたくさんのことを考えながら
毎日を過ごしていて反対運動やデモみたいな
壮大なことしてられないのが正直な気持ち。

でも、ザラ・ラーソンさんは
日々の生活の中で感じる偏見や差別を
その場でしっかり鎮火していこうよって話で。

私は女性なのであくまでも女性としての
視点でしか語れないけど、女性は社会に出たら
大体の人がセクハラに遭うと思う
一生のうちに高確率で性的被害にも遭う
私は学生時代に痴漢や盗撮被害で
警察に連れて行かれたことが2度ある。
でもこれって私が特別不幸な訳じゃない。
(ただ結構運は悪いほう)

社会人になってからも
たくさんの男性からの偏見に触れる。
初めてジェルネイルしてウキウキで出勤したら
「あれ?今までネイルなんてしてたっけ?
もしかして男?」って言われた。
いや、自分の為です。女の変化が全て男が
絡んでると思ったら大間違いですよ?って
まぁだいぶ尖ったナイフの返事をしてるんだけど。笑

隣でセクハラされてもニコニコしてる子は
良い子って言われてたな。

でも、でもね、こういうオッサンの
偏った思考を誰も女性が咎めなかったら
こういうオッサンは何度も何度も
おんなじようなことを言って
自分より若い層の子達を締め付けるんだよ。

この多様化した時代にそんな古いことを
言ってる大人って、正直ダサいですよ。
でも、ダサい人達ってダサいことに
気付いてないの。そしてどんなに言われても
解り合えないことが大半だと思う。

だから、女性たち自身がオッサンの
つまらねえジョークに対して
きちんと「面白くない」「つまんない」って
伝えていかないといけないんだと思う。
オッサンにとって「こういうことを言うと
女性たちのリアクションが面倒」だって
感じさせるような受け答えをしていかないと
いけないんだと思う。

私がいつも思うのは、
みんながそれぞれ得意なことをして
お互い補い合って生きていこうよってこと。
男性だから、女性だからの
価値観ではなくて、その人それぞれに
よって違うものがあると思う。

仕事で、重いものは男性が持つ
繊細なものは女性がやる、では無くて
もしマッチョでムキムキの女性がいたら
重いものを持ってもらえばいいし
手先の器用な男の人がいたら
繊細な仕事をしてもらえばいい
性別で仕事や役割は決まらない
それぞれの得意を活かして生きられる
そういう社会がくればいいなと思っています。

わたしはわたしのためのわたしでありたい/ヒグチアイ


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